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2009年 06月 13日

春の終わりに

春の終わりに_c0057602_037052.jpg意外にも日本酒に詳しかった年下の知人に譲ってもらいました。
松尾神社に奉納されたもののお下がりだそうです。

群馬の永井酒造さん。初めてご相伴にあずかる蔵です。
関東の蔵というと神亀酒造さんのイメージが強いんですが、「神亀」や「ひこ孫」とはキャラクターの全く違う味わいです。当然か。

純米吟醸なんですが、本当に素直に「純米酒」と「吟醸酒」の間のお手本のようなキレイな味です。
食べてるものの味を損ねるほど吟醸香が強くなく、ちゃんと米の味も。
含んだ途端にキリッとしたアルコール感があるものの、喉にはスルッとおりていく。そして喉の奥に残る丸い感覚。「甘み」と言うにはシャキッとしてて、そのわりに緩い感触。
いつも日本酒度0〜+1度ぐらいの酒を好んで呑むホリエにとってはシャッキリめな+4度。それでも飽きさせない複雑な味わい。

ん〜、難しいな。
旨い酒に巡り会う度に自分の語彙力の貧困さにあきれさせられる。
映画「コンタクト」で遠い銀河系を目の当たりにしたジョディ・フォスターが「詩人を乗せるべきだった」とつぶやく言葉の意味がよくわかる。

この味を的確に表現するのはホリエのような凡人には無理です。
でも旨いのよね〜。

P.S. 今流行のいわゆるネットブックを買ってみました。意外に面白いです。

by radi-spa.horie | 2009-06-13 23:28 | 食べ物&嗜好品


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