2012年 05月 03日
いや〜、もうなんか「お祭り」(笑) 「ユニバーサル映画100周年記念作品」ってことなので位置付け的には正解やね。 なんか最初は「ああ、よくあるCGメインのX-BOXのソフトみたいな作品なのね」と思っていたらぎっちょんちょん。バリバリ海戦映画になってくるのがすげえ(笑) もともとがパズルゲームみたいなモノをアイデアの基礎にしてるだけに、その辺の面白さも一応(?)盛り込んだ内容になってるようなんですが、わかる人が観たらわかるのかなぁ。ホリエはもひとつピンときませんでしたが、それを差し引いてもなんにも考えずにワクワクしながら観れる「映画らしい映画」です。 監督が「ハンコック」のピーター・バーグなだけにスピード感と爽快感はお手のもの。 でも「コラテラル」で見せたストイックな男クサイ感じも随所にちりばめながら、荒唐無稽(でも科学的な考証はちゃんとしてるみたい)なドタバタは進んでいきます。 主演は「ジョン・カーター」でメインに大抜擢なテイラー・キッチュ。X-MENのガンビット役やジョン・カーターにあったヤサ男感はどこへやら、なかなかにダメな「こんな男ですいません」的ニイちゃんを好演しております。そこにこのところ活躍めざましい浅野忠信がからんでボーダーレスないい雰囲気を醸し出しております。 小ちゃい(笑)リアーナもよかったんやけど、こういう「カラードの男勝りな女性」像を映画で見る度に「アリーヤが生きていれば」としみじみ思ったり。 「脇」をしっかりとクワイ=ガン・ジン、もといリーアム・ニーソンなんて名優が固めてるのが安心感。ただ、吹き替え(両方観た・笑)はやっぱり津賀山さんがぴったりくる気がするなぁ。作品の雰囲気的にちょっと重かったんかな?まぁ好みの問題やけどね。 音楽はトランスフォーマーシリーズのスティーブ・ジャブロンスキー。メカメカしいインダストリアルなスコアはもちろんのこと、軍隊的な曲(なにしろ米陸軍のCM曲やってるからね・笑)やそれこそゲームっぽい感じ(なにしろメタルギアソリッドやから・笑)までバリエーション豊か。いろんな人との仕事で広げた幅を目一杯使ってます。ハンス・ジマー一派大活躍の巻。 これはもうポップコーンとビールで靴脱いで観るべき映画です。 楽しい。
by radi-spa.horie
| 2012-05-03 00:45
| 映画&舞台他
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