2013年 02月 09日
トム・クルーズという俳優は面白いっすなぁ。 「ロック・オブ・エイジズ」のなかなかに「イッた」役柄である意味笑わせたと思ったら、今度の役はあの「コラテラル」を彷彿とさせるハードな役。 しかも今回は製作にも一枚噛んでる。 監督として起用したのは「ワルキューレ」や「ゴースト・プロトコル」で脚本家として組んだクリストファー・マッカリー。 もちろん脚本家としては「ユージュアル・サスペクツ」や「ツーリスト」なんかでハードなストーリーをスタイリッシュに組み立てる手腕は証明済みやけども、演出はあの「誘拐犯」くらい。 「ワルキューレ」で監督に起用したブライアン・シンガーと脚本家として組んだ作品が多いんで、その手腕はわかってた、ってことかいな? まぁでも、その期待を裏切らないストイックな作品に仕上げてはります。 もう最初っから最後まで男くさい男くさい(笑) ヴェルナー・ヘルツォーク(え?そう、俳優として出演してはんねん)なんてキワキワなクセものを引っ張りだしてきたもんやから、扱いが難しかったんかなぁ、若干意味不明なキャラ(笑)にはなってるけど、それほど無茶な火力を使わずにちゃんとサスペンスアクションしてます。 無駄に銃器オタクが喜ぶような感じもなく、意味のないラブシーンも一切なし。 もちろんエンドロール後に変なエピローグも付いてないので、安心(笑) でも、「ウルヴァリン」の次回作もちゃんと脚本家として参加してるみたいなので、大忙しね。 時間軸があっちこっち飛び回るタイプもキライではないですが、こういう「真っ当な」ストーリーを久々に観るとやっぱ気持ちいいねぇ。 音楽は「誘拐犯」でマッカリー監督と組んでたジョー・クレイマー。監督の指名やったんかな?他になんかなかったっけ〜?と思って探したら「ゾンビ・ナース」が(笑) あとはテレビシリーズなんかが今の所中心みたいやけど、たぶんこれから「クる」と思う。 スコアが重厚でなかなかよかったです。いいお仕事されてます。 徹底して男くさい作品で「ちょっと男くさすぎ?」と思ったのかどうか、ホリエ大好きブロンド美女のロザムンド・パイクが過剰に(笑)オンナをまき散らしております。 彼女が若いネ〜チャンでは出ない色気を醸し出してるおかげで、臭さが和らぐ感じ。 いや〜、やっぱブロンド大好き(笑) 最近は女子もアクション映画が好き、なんて人が増えてるみたいですが、この作品はデートムービーにはお勧めしません。
by radi-spa.horie
| 2013-02-09 17:43
| 映画&舞台他
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