2013年 04月 16日
なぜか時代モノの衣装を身につけた少年剣士(笑)で、突然城に攻め込んできた敵から言葉の不自由な妙齢の姫を守るため、共に城の裏山にある隠れ家へ逃れたのだった。 姫も時代衣装だったが、和装というには少し形が変わっていたのでもしかすると琉装だったかもしれない。 そういえば3階立ての隠れ家の窓からは中城城のウラにある廃墟ホテルが見えてたっけ。 閑話休題。 昭和の香りがプンプンする内装の隠れ家の最上階にある狭い部屋には、自分が子供の頃に弟と使っていた二段ベッドが据えられており、敵が迫り来る気配にあわてて姫を上段のベッドへ隠して辺りの警戒に当たったのだった。 窓から見える自分たちの城からは炎が立ち上り、遠くからでもはっきり聞こえる合戦の怒号に身を硬くする。 窓の隙間から入りこんでくる煙にむせていると、話すのがままならない姫が物音を立て必死で何かを伝えようとする。 実はこの姫には若干の予知能力があったため敵の大将は自分の支配力を増すために姫の能力を欲しており、今回の侵略行為もそれ故だったが、城から無事に逃れることができたのもそのおかげだったのだ。 かくして、ほどなく戸を破って敵兵が躍りこんできたが、その頃には隠れ家を逃れて山中にいることができた。 しかしそうしている間にも裏山を埋め尽くすほどの数を投入して姫を追う兵士たちは背後に迫る。 先に逃げるよう促すと、見返す視線の強さでそれを拒む姫。 小枝を踏みしめる音がすぐ後ろまで来ている。 どうだオイ、やれるのかオイ。 ついに敵兵に囲まれた! 抜刀して相手を威嚇するが、多勢に無勢。 覚悟を決めて、しゃくれさせたアゴで敵兵に叫ぶ。 「元気ですかっ!?」 何で今イノキよ、オレ。 と思った瞬間、目が覚めました。
by radi-spa.horie
| 2013-04-16 07:04
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