2013年 05月 01日
監督がジョン・ファヴローからシェーン・ブラックに交代ってことでちょっと「うっ」と思ってました(笑) いや別にシェーン・ブラックがキライとかそういうことではなく、どうしても彼には「リーサルウェポンの脚本家」って印象が強かったから。あの雰囲気がアイアンマンシリーズに持ち込まれるのはどっちに作用するのかを計りかねたから。 結果的には「よかった」です。あの独特の「相棒」感というか。 何よりオープニングにEiffel65の「I'm blue(da ba dee)」を持ってくるあたり、ええセンスです。 ストーリーは比較的最近のシリーズから「エクストリミス」のエピソードを引用していたり、マンダリンが登場か!と思ったらちょっとカラクリがあったり、コミックの設定をアレンジして踏襲している分、逆にややこしくなってるというか。 まぁでもその辺を含めて脚本にもシェーン・ブラックが入っているのでちゃんとまとめてはります。さすがです。ファヴローが構築した世界観を壊さずに、細かいとこで「監督が変わりました」ってニオイをちゃんとさせているのが素晴らしい。 「2」から登板のドン・チードルのローディもだいぶなじんで(自分的にね)きたし、グウィネス・パルトローは相変わらず細いし(笑)、今回のヴィラン役ガイ・ピアーズはキショイし(笑)、ジョン・ファヴローは相変わらずハッピー役で意外に出過ぎやし、ロバート・ダウニーJr.は今回3のセンの要素を前面に出してたりしてそれぞれにいいんですが、やっぱり今回のホリエ的メインはベン・キングズレーです。 CMを見てる限り完全に「お〜、マンダリンをベン・キングズレーがやってる!」と思ってたんですが、それがネタになっていく様はキャストたちと同じ衝撃(笑)を体感できるようでやられた感じにニヤリとしてしまいました。 それにしてもあのオッサンおもろいな〜。あれはベン・キングズレーにしか表現できない大物・小物感やね。 音楽はブライアン・タイラー。どこかBなニオイのする(笑)作品でのサウンドトラックやテレビシリーズ「Hawaii Five-O」のスコアが印象的な作曲家ですが、「エクスペンタブルズ」のシリーズでもいいお仕事をしてはったし、今作でもスケール感のあるスコアでグイグイと持っていってくれます。 もう完全に「次のアベンジャーズにはペッパーが超人として出ます」的な終わり方もしますが、それはまだ発表されていないのでどうなるかが楽しみなところ。 マーベル作品には付き物のエンディングロール後のエピローグには「あの人」が出てきて笑わせてくれるし、この冬に公開予定の「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の予告もありでこの先の「アベンジャーズ」の続編への期待が高まりますなぁ。 なんかその先には「アントマン」もあるらしいよ。ちょっと探したら流出したと思われる「Ant-Man」の画像が見つかった(笑)こっちも楽しみ。アベンジャーズと絡んでくるんかなぁ。
by radi-spa.horie
| 2013-05-01 11:27
| 映画&舞台他
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