2005年 07月 21日
久しぶりに観た。2時間半観てやっぱりこの作品は観るべきじゃないと思った。最初から最後まで貫かれた揺るぎない絶対的な絶望。観る側の人間のことなんてひとかけらも考えてないテリー・ギリアム監督の芸術的表現。大好きな監督の大好きな作品のひとつに違いないけれど、なんでこの人は過去にも、現在にも、未来にもここまで絶望的な表現で挑戦するんやろう。精神的に健康でないと観るべきでない作品。その本質の意味を考えるべきではない作品。ファンタジックでチープな未来観に極左的思考を潜在させた、反社会的作品。さすがテリー・ギリアム。この世界観は「12モンキーズ」につながる。ああ、しんどかった。それにしてもこの邦題はなんとかならんかったんかね。
by radi-spa.horie
| 2005-07-21 23:37
| 映画&舞台他
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