2016年 12月 01日

目分量

c0057602_12093440.jpgいつ頃からだろうか、目分量で調味料を入れても煮物の味がパシッと決まるようになったのは。
若い時分は入れすぎたり、足りなくて慌てて足して雑な味付けになったりしたものだった。
それでも「計る」というのが何か違う気がして頑なに目分量でやっていたらそのうち良い塩梅が身についた。

良い塩梅、という中には調味料の量だけじゃなく食材を入れる順番やタイミング、食材の状態に合わせた調味料の増減なんかも含まれると思う。

そう考えると、人間関係を構築・維持していくことは料理によく似ている。

過ぎれば取り返しがつかなくなることもあるし、足りなければ水臭い。
それも人との付き合いを通してでしか塩梅を学ぶことはできないし、計れるものではない。
同じ人と同じコミュニケーションの取り方をしていれば同じ関係を保てるわけではない。
食材と同じく、相手の状態に合わせて頃合いを調整する必要がある気がする。
春の大根と秋の大根に同じ味付けをしていてはダメなのだ。

まぁ、それが上手くできれば苦労はしないのだが。


by radi-spa.horie | 2016-12-01 12:09 | 人間 | Comments(0)


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