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2017年 01月 17日

神おわす國

直前に起きたしんどすぎる出来事に、本気で中止を考えたのだけれどいろんな人に迷惑をかけてまでとった休暇だったので1泊2日で島根へ出かけてきました。
以前から泊まりたい宿、というか食べたい朝食があったのもあり松江に逗留。

前日まで寒波の襲来が心配されていたので出発ギリギリまでおっかなびっくりだったんですが、フタを開けてみれば大したことはなく無事に出発。
途中高速を降り岡山県美咲町の「かめっち」さんで玉子かけご飯の朝食をいただいたあと、ひとまずはまっすぐ出雲大社へ。

c0057602_10173500.jpg何年かぶりの下り参道、二礼四拍一礼の参詣。
大注連縄も拝し、御朱印も頂いて島根ワイナリーさん経由で昼食へ。




















c0057602_10173417.jpg昼食は「羽根屋」さんの本店で「三色割子」「釜揚げ月見」「鴨なんば」と食べたいだけ食べ(いやぁ、釜揚げはさすがに美味かったなぁ)腹一杯の状態で「天穏」で有名な板倉酒造さんで自分用の土産も仕込みいよいよ宿へ。




















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実は今回、旅先に島根を選んだのはここに泊まることがメインで。

ホリエは知る人ぞ知る「汁かけご飯好き」。
味噌汁でもなんでもご飯になにかかかってたらいくらでも食べられちゃう。
そんなホリエが以前から食べてみたかったモノがこの「皆美館(現在の名前)」にはありまして。
ただいかんせん、与謝野夫妻や小泉八雲、棟方志功、岡本太郎など数々の文人墨客が逗留した名門旅館、お安いわけがなく、メインになっている宍道湖側の露天風呂付き客室はホリエの懐にはなかなかキビしいものがあったんですが、それとは逆サイドの洋室は意外にリーズナブル。
逆サイドとはいえ客室を出た廊下からは大橋川の河口がよく見えなかなかの眺望。
予約の際はそのリーズナブルさに正直あまり期待してなかったんですが、部屋の広さや調度、セッティングされたオーディオなども含めさすがの名門。お値段以上の値打ちがありました。

その夜は以前松江に逗留した時に楽しんだ居酒屋を求めて歩き回ったものの、どうもなくなっていたというオマケがつきましたが、宿のすぐ近くにいいお店を見つけることができ、ノドグロの煮付けを始め松江周辺の美味しいモノを地酒のお供にいただいて千鳥足で部屋へ戻り、いい具合にこじんまりとした浴場で貸切状態(メインの客室は露天風呂がついてるからね。なおかつ全部で10室ほどなので)でお風呂をいただき就寝。






c0057602_10173444.jpgさて、翌朝。
お待ちかねの朝食は「不昧公好みの家伝 鯛めし」。

なんでも松江の7代目の殿様である松平不昧公はなかなかの趣味人で茶道を奨励(なので松江市内には干菓子・生菓子を扱う店が多く、様々な銘菓がある)したりするなど道楽者(を演じていたとの説もあり)で美味いもの・いいものはことごとく「不昧公お好み」と名付けられていたりする。

そんな殿様がお好みだったという鯛めし。
鯛めしといえば焼いた尾頭付を入れ土鍋で炊き上げるタイプや宇和島鯛めしのように漬けを玉子かけご飯のように食べるものなどを思い浮かべますがこの鯛めしの鯛は「ほぐし身」。
いわゆるそぼろのように細かくほぐされた鯛の身の他、うらごしされた玉子の黄身、白身、海苔や薬味をご飯に乗せ皆美館特製の出汁をかけてさらさらと茶漬けのようにいただくというもの。
もういわば「汁かけご飯の最高峰」。すばらしい上品さ。
もちろんそれだけではなく季節の様々をいただいた後に〆で鯛めしをいただくという贅沢さ。

いや〜、すばらしかった。
毎朝でもいいです。
なんなら毎食でも。
それぐらいよかった。




c0057602_10173371.jpg心地よい逗留と最高の朝食に気を良くし、この日はなんだかんだと寄り道をしながら奥出雲ワイナリーでホリエ亭でお出しするワインを仕入れたり、大好きな笠岡の「いではら」で笠岡ラーメンをいただいたり、倉敷の美観地区をそぞろ歩いたりとあちこちフラフラしながら(笑)帰ってきました。

純粋に観光で泊まりで出かけたのも久しぶりで、ちょっとリフレッシュできてありがたかったなぁ。
なんとなく元気も出た感じ。

さて、次はいつになるんだろうかね。


by radi-spa.horie | 2017-01-17 08:45 | 紀行 | Comments(0)


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