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2006年 06月 06日

ジャケット

ジャケット_c0057602_1892854.jpg観たくて観たくてしかたがなかった映画をやっとこせ観てきました。

観たかった理由はいろいろあるけど、まずスティーブン・ソダーバーグとジョージ・クルーニーが設立したフィルム・プロダクション、セクション・エイトの作品だということ。
ハリウッドの外で活動する監督とハリウッドの第一線の俳優を結びつけようとする彼らの試みは見事に成功してる。この作品をハリウッドで撮ってたらこんなに心をワシズカミにする映画にはなってなかったと思うし。ジョン・メイブリー監督とエイドリアン・ブロディ、キーラ・ナイトレイを組み合わせたソダーバーグのマネージメント能力はやっぱりすごい。

「タイム・トラベルもの」であることにそんなに惹かれたわけでもないけど、古典SFで育ったホリエにはアピールするものがなかったわけじゃない。
でも、そんなジャンルに縛られるような狭い作品じゃなかった。ごめんなさい。

観て欲しいからあくまで内容にはふれないけど、映画館という空間で観て決して損はない映画です。それだけは間違いない。

印象に残ったのは「死を意識した瞬間から本当の意味で人生が始まる」ってセリフ。なんとなく漠然と気付いてた考え方やけど、はっきり提示されて「ハッ」となった。
そう、そうなんや。自分の人生の終わりが見えて来たとき、初めて生の意味がわかるんや。

ちなみに「ブレイド」のホイッスラー役でホリエお気に入りのジジイ、クリス・クリストファーソンがなかなかクセのある役で出演してました。なかなか幅のある役者さんなのを再確認。

by radi-spa.horie | 2006-06-06 14:26 | 映画&舞台他


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