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2006年 09月 08日

Voyage Home〜故郷への長い旅路〜

今日はちょっと長いよ。
実家から昨日連絡が入りまして。

「レコードなんとかならんか」

そう、アナログレコードが実家の物置で幅をきかせてました。すっかり忘れてました。
で、2枚ほどDVDを携えて朝早くから出発しました。
持って出たDVDは
スタートレック4〜故郷への長い旅路〜
スタートレックジェネレーションズ
の2作。
わかる人はわかる、わからない人は全くわからないという名作。
わからんかな。特に「4」はシリーズ最高傑作と言っても過言じゃない。トレッキーなら必需品。

そんなこんなで国道を通って、と思ったけど五条通のえらい混み方に国道は途中であきらめ大原経由で。堅田のスタバでカプチーノ調達。いつもならさっさともらって「ほなおおきに」なんやけど、今日は事情が違った。ドライブスルーの窓口でいつもと違うやりとり。
「これからお仕事ですか?」ん?そんな事スタバで聞かれるのん初めてや。
「い、いや、今日は休みで…」
「今日ははっきりしないお天気ですねぇ」
「…ねぇ…」
「台風来てるって話ですけど」
「あ、そうなんスか」
「逸れたらしいですけどね」
「あ、そうなんスか」
「いつもカプチーノ飲まれるんですか?」
「あ、そうなんスか」
「?」
「あっ、そ、そうやね、エスプレッソ好きなんで…」
「おいしいですよね〜」
「ははは…」
「はい、お待たせしました、カプチーノトール、ショット追加です」
「あ、どうも」
「お気をつけて行ってきてくださいね」
「おおきに」

あ〜、キンチョーした。ほいでまた若い可愛らしい女の子だっただけに、ものすごキンチョーして愛想悪うなってしもたわ。なんやってん、今日に限って。やめてくれ、オッちゃん緊張するからさ。

そんなイレギュラーがあったものの、DVDを楽しみながら実家に到着。

出てくる出てくる、たぶん年齢層が偏るレコードがザクザク。
トンプソン・ツインズ、ストロベリー・スウィッチブレイド、ゲイリー・ロウ、デュランデュラン、佐野元春、飯島真理、坂本龍一、F.O.E.…なかなかにお宝が。

レコードの回収後、予定がいっぱいなのを思いだして2時間ほどで実家を後にして一路ディープ彦根へ。
ヘアーサロンフジツカをちらっとのぞき、そのまま「たねや」さんへ。


Voyage Home〜故郷への長い旅路〜_c0057602_22251947.jpgお目当ては「ほこほこ」。ギュッと固めた黄身餡に刻み栗がちりばめられた銘菓。これがねぇ、実は日本酒に合うのよ。医者に言うたら殺されるけど。

そこから中山道経由で近江八幡へ。

Voyage Home〜故郷への長い旅路〜_c0057602_2229397.jpg厚生年金施設ウェルサンピアで日帰り入浴。ここ穴場。昼間はあんまり人がいない(笑)。現に今回は泳げたもん。貸切りでした。

Voyage Home〜故郷への長い旅路〜_c0057602_22312590.jpg風呂で暖まった胃が動き出したところで2階のレストランで「週替わりランチ」。今週は「中落ちサーモンのフライとグリル・チキン照り焼き風味」。これにごはんとスープとサラダバーとコーヒーがついて900円って安くない?もちろんおいしいし。


そこから国道へ取って返して聖地・竜王へ。
Voyage Home〜故郷への長い旅路〜_c0057602_2235226.jpgなぜ聖地かって?ホリエが「命の水」と崇める「松の司」の蔵元・松瀬酒造があるからです。
重く実った稲穂の中に堂々と佇むその姿は神々しくさえある。
「すんませ〜ん、小売りってお願いできますか?」
とのぶしつけな言葉に社長の
「ちょっとやけどありますで」
なんてありがたいお言葉。天啓に聞こえるわ。
「ほな、純米モンを…」
「ラベル貼ってないなぁ」
「いや、そのままでも…」
「そういうわけにはいきまへんねん」
「はいっ」
「…とってきますで、ちょっと待っといてくださいや」
「お願いします」
てな感じでプロの迫力に押されっぱなし。

Voyage Home〜故郷への長い旅路〜_c0057602_22412244.jpg「今出せるのはこれくらいです」とお持ちいただいたのはなんと「楽」。
「いやいや、十分です」
「そうですか、すんまへんなぁ」

Voyage Home〜故郷への長い旅路〜_c0057602_2243661.jpgその上今現在在庫のある商品のリストまでゲットして大満足で竜王を後にしたのでした。


Voyage Home〜故郷への長い旅路〜_c0057602_22443127.jpgそのまま京都市内へ戻ってきて一本松へ直行。マイミクのもちんなさんお気に入りの「すがい」でお揚げさんと刺し身湯葉を購入。何度か来てるけど、なぜか飛龍頭しか買った事なくておすすめのお揚げさんを初めて買ってみました。


Voyage Home〜故郷への長い旅路〜_c0057602_22491456.jpg帰ったのはすっかり夕方。もちんなさんに教えてもらった通りフライパンでカリカリに焼いたお揚げさんと、砂ずりのニンニク炒めと、無花果と、湯葉と、しんじょうと、塩ウニと、ほこほこで「松の司」を堪能しました。


ああ、幸せな一日の終わり。カーク船長もかくありきの充実感。


"I Can't Give You Anything But Love" by Stylistics

by radi-spa.horie | 2006-09-08 22:50 | 日記


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