2007年 01月 26日
いや〜、今回の旅はキビシイ。 いや、自業自得な部分もあるにはあるんやけどね。 まず、「よっしゃ、熊野古道でもブラリといくか」なんてシャレたこと考えたのが運のツキ。 そのまままっすぐ向かっていれば串本あたりでクジラランチなんてことも可能だったのに、「やっぱ熊野古道なら馬越峠かぁ」なんて思いついたもんやから進路変更ヨーソローで尾鷲に向かうことに。地図上で見たら一応国道。よし、ここ行きゃ大丈夫だろ、っていうのが甘かった。 離合できひん道を「国道」なんてね、いうモンじゃないよ。しかもグリグリにうねるアップダウン。いやがらせ?普段は車酔いなんてカンケーないね、のホリエが運転しつつもちょっとしんどくなる始末。 途中で休憩をはさみ尾鷲(らしき場所)にようやく到着。 ここまで来たら馬越峠はすぐそこ、とタカをくくってた。 しかし、現実はそんなに甘いモンではなく地図を読み違えたホリエは市街地へ入る道を逆側から入ってしまい、いつのまにか尾鷲湾周遊ドライブへレッツゴー。 皆さんに断っときますが、これでも一応いつも事前の下調べでバッチリ道を確認して迷うことなく目的地に到着する人間なんですよ。 んなね、「ナビないと不便なんです」なんてこたぁ言わない。 目的地変えてもちゃんと対応オッケー。そんな人間なんです。 それが今回はやることなすこと裏目裏目。 「あれ?これは逆やで」と気付いたのはすっかり眼下に尾鷲湾が広がってきた頃。DVD観ながら(あかんがな)走ってたのも一因かもしれんが、気付くのが遅かった。 これぞ熊野古道な林道を30分以上もひた走る旅に。 林業のおっちゃんしか踏み込まない(そらそうや、もっと近くて大きな道があるんやもん)グネグネ道を走る走る。 気分はすっかり大泉洋。「尾鷲を相手どるよぉ」なんて独り言をつぶやきつつようやく尾鷲市内に到着。 ふぅ、ようやく先が見えたな、なんて安心したのも束の間「馬越峠」が見つからない。 正確には「馬越峠はあるけど行こうと思う場所に着けない」。 いや、天下の世界遺産をね「ちょっとだけ体験してみよう」なんて甘いコンセプトがマズかったのかもしれない。罰が当たったんやな。きっと。「熊野権現をナメとんのか」と。 そんなこんなでイラチきた(反省の色なし)ホリエは「尾鷲なんか二度と来ねぇ」と毒づきながら南下を始めましたとさ。 あ〜、やっぱいいわ広い国道は。42号大好き。 "Plagio" by Peppino Gagliardi
by radi-spa.horie
| 2007-01-26 12:03
| 紀行
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