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2016年 12月 26日

ヴェロシティ

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若い頃って自分の好きな人としか付き合いがなくて偏ってるから、その振り幅の外にいる人がする事・言う事に対して「変だ」とか「理解できない」とかって言うけど、要は自分のヴェロシティが世間の振り幅についていけてないってことを露呈してるだけなんだよね。



by radi-spa.horie | 2016-12-26 09:57 | 人間 | Comments(0)
2016年 12月 13日

distance

c0057602_23201546.jpgよく言われる「空気を読む」というのはなにも特別なことではなく、
例えば他人と一緒に歩く時にその人との関係を(無意識に)適切に判断して距離や位置を判断する能力のことじゃないかと思う。
近すぎても遠すぎても前すぎても後ろすぎても真横でもダメな感じ。

と、一緒に歩いて「邪魔くさいな」と思う相手が一緒だったので考えた。
わっかんねぇかなぁ。
その距離感は煩わしいんだよね。


by radi-spa.horie | 2016-12-13 23:20 | 人間 | Comments(0)
2016年 12月 12日

残らないDNA

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虎徹の去勢手術をしました。
ずいぶん前からずっと悩んで、メリットデメリットを相殺し出した結論でした。
が、いざ手術日が迫るとこの結論でよかったのかと最後の最後までグズグズ考えてしまいました。

手術に入る直前に連絡をもらうことになっており、その電話があった時も往生際悪く逡巡がありました。
1時間ほどして手術が無事済んだ旨の連絡があり、ようやくあきらめがつきました。
半日ぶりの虎徹は病院に置き去りにされたからかいささか仏頂面で、それでもちゃんと元気そうな様子は見てとれ、ホッとひと安心。
その顔を見てなぜだか涙が出そうになりました。
もう彼のDNAは残りません。
額の模様も、やたらと噛むクセも、炭水化物が好きなところも彼で最後。

だからこそ最期のその日まで、彼の全てを愛してやろうと思います。


相変わらず噛むけど(苦笑)


by radi-spa.horie | 2016-12-12 00:20 | 日記 | Comments(0)
2016年 12月 08日

I love you.

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ものすごく長い間、自分の感情を表に出すことを良しとしない考えをしていた。

特に「好き」だと口に出して言うことを意識的にしてこなかった気がする。

もういいトシだけれど、残りの人生そんなんではもったいないので最近は意識して「好きだ」ということにしている。

by radi-spa.horie | 2016-12-08 00:05 | 人間 | Comments(0)
2016年 12月 05日

死んだライナーノーツ

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ちょっと前によく似た面白いハナシが間を空けずにネットで取り沙汰されててね。

でも、よく考えると「面白い」とも言ってられない気がしてね。


ご存知の方も多いと思いますが、若者に人気のバンドSEKAI NO OWARI(以下セカオワ)を老舗オジさんテクノユニット電気グルーヴがパクってるって話題が世間を騒がせたのはつい最近。


「ん?」って思いません?


なんかセカオワのファンがどこかで電気グルーヴのとある楽曲を耳にしたらしく「なんだよこれ、オレたちのセカオワにテイストそっくりじゃん。誰だよこのオッさん達。パクりじゃねぇの?」って思ったみたい。

個人的には「似てるかなぁ」って思うんだけど、電気グルーヴの志向が最近変わった(んなわけあるかい・笑)わけじゃなければ「似てる」のはセカオワの方ってことになる。


ただね、それを仲間うちで話してるだけならよかったんだろうけど、いきなりSNSで全世界に向けて発信しちゃったもんだから大騒ぎに。今の時代はコワイねぇ。

まあこの件は電気グルーヴのファンが「25年前からパクってたのがバレたか」「それはセカオワに失礼だろ」なんて返しで笑える大人の対応をしたので事なきを得たんだけれど。

ま、「セカオワに似てる」といわれた楽曲を改めて聴きましたが「似てるか~?」って感じでしたが(笑)


そのちょっと前にこれまた若者に人気の新進バンドONE OK ROCK(以下ワンオク)の「To Feel The Fire」を缶コーヒーのFIRECMでどこの馬の骨だかわからないスティービー・ワンダーなる黒人のオッさんがカヴァーしてるって騒ぎになった(笑)

ワンオクファン曰く「どうせ使うならカヴァーじゃなくワンオクのを」「誰だよこのオッさん」だってんだもんね。


そんなもの、ライナーノーツ(それ自体がなくなりつつあるし、ダウンロードで買ってりゃないわな)やちゃんとした音楽誌読んだらわかるよ。

若いコはそういう欲がなくなっちゃたのかなぁ。音楽として「聴く」ことよりもカルチャーとしてはたまたファッションとして「身につける」ことがよくなっちゃたんだろうかねぇ。

音楽自体に関して詳しいヤツは「オタク」って呼ばれちゃうんだろうか。

何がびっくりしたってこの前若いコとしゃべってて「ライナーノーツみたいにさぁ」「ライナーノーツって何ですか?」みたいなことになったのよ。

存在自体を知らないわけ。そりゃダメだわ。「じゃあアーティストの情報って何で仕入れてるの?」って訊いたら「WikipediaとかTwitterですかねぇ」って。やっぱしか。それ「事実の羅列」や「アーティストサイドからの情報発信」じゃん。


これね、ただ「バカな若いコ」ってだけで片付けられない(もちろんそれもあるけど・笑)気がするんですよ、奥さん。

考えてみたらね、今の若いコたち(に限らんか)って音源はデータでネットから買うか、CD買うにしてもすぐに携帯端末に放り込んで聴くわけじゃない。「モノ」はいらない状態なのよね。

ホリエ世代はアナログレコードとCDの端境の過渡期で両方を知ってて、アナログは不便だのデジタルは音が冷たいだの「所有してる音源」に関しての論争があったわけ。もういいトシなんだから知ってるでしょ?奥さん。あの頃ってまぁもちろんレンタルレコードとかあったけどやっぱりまだまだ「所有する」文化だったと思うのよ。

それが「所有しない」文化になって何が変わったかっていうと「ライナーノーツ」もそのひとつだとだと思うわけ。


ライナーノーツ、知ってますよね。アナログレコード時代の歌詞カードには必ずペラ1ぐらいは入ってたあの紙。特に洋楽には歌詞の日本語訳にくっついたりしてて。

音楽に詳しい文化人や音楽ジャーナリストと呼ばれる人、はたまたそのミュージシャンをよく知るミュージシャンが楽曲やアーティストの人となりや歴史を解説した、いわば「解説書」。渋谷陽一さんとかピーター・バラカンさんとかね。懐かしいなぁ。

アナログレコード時代はもちろん、CDになってからも初期の頃はちゃんと入ってたあの紙を舐めるように読んだなぁ。そのアーティストのバックボーンにある様々を先人から教えてもらいました。「そうかあのリズムの感じはそんなミュージシャンから影響受けてんだな」とか「あのギターの音作りは」みたいなね。

で、そのルーツになった音源を聴いてみたくなってバイト代の多くをそれに注ぎ込んだりしてました。その中には間違った情報や、筆者個人の思い入れも多分にあったけど(笑)

そういう意味では今は「そのアーティストのことを第三者から教えてもらう」機会がグンと減ったと思うんです。この「第三者から」っていうのが大事じゃない?奥さん。アーティストサイドが発信する情報ならオフィシャルサイトでも見ればいいわけなんだけれど、それはそこ、他人から見たイメージや情報なんて載せてないじゃない。あんなの見てもアーティストサイドが発信したいことしか入ってこないもんね。

エヴァじゃないけど「他人から見た自分」っていうのは大事。でそれは本人からは絶対に提供されない情報。だからこそ第三者が思い入れたっぷりに語るライナーノーツが必要だと思うわけ。かく言うホリエも思い入れたっぷりに語っちゃってるけど(笑)


最近の音楽誌も一部を除いてはもはやレコード会社や芸能事務所の宣伝媒体に成り下がっちゃっててね。もう音楽情報の発信源としては弱い。アーティストの繰り出す「音源」に対して辛辣なことなんて言ってないものね。

そんな環境の中アーティストに関しての「他人からの情報」を手にするのはもはや無理があるのかもしれない。


一億総オタクだったあの頃を懐かしんでもしかたがないのかもしれないけれど、せめて自分の好きなアーティストに関してぐらいいろんな情報・意見を仕入れて詳しくなってほしいねぇ。表面的なファッションに終わらせずにさ。お願い。



"Harvest Moon" by Neil Young



by radi-spa.horie | 2016-12-05 23:25 | 音楽 | Comments(2)
2016年 12月 03日

コンスタンティノープル

c0057602_10253775.jpg結局今の広告屋さんってのは
「クライアントが納得する」ものを作るのが仕事であって、
「告知相手にいかに届くか」は二の次になってる。

大手であればあるほど結果が求められない、
という不思議な現象。
いや、現状。

会社の名前にあぐらをかいて名の知れた高いデザイナーに仕事をさせて、
テイのいいものを吐き出すが「結果は知らん顔」。

もちろん広告屋は広告するのが仕事なんだから、
とは思うけれどあまりにヒドいのをよく見る。
クライアント側の
「自分に耳当たりのいい言葉だけを聞きたい」
というところも問題あるのかもしれないが。
「中抜き」という作業に特化しすぎた果て。

先日伺った素晴らしいイベント。
会場で配られるパンフやステージに踊る
「いかにもそれなりのデザイナーがやりました」
ってロゴマークや、
名の知れたそうそうたるスポンサーの名前の羅列。

それにひきかえ、
素晴らしいパフォーマンスを見せるアーティストのステージなのに
客席には少なくない空きが。
かくいうホリエもお誘いいただくまでそんなイベントが開催されているのさえ知らなかった。

カッコ良いイベントサイトを構築し、
「一部の人の目に触れる」カッコ良いポスターを制作し、
体裁を整える。

まぁ、零細事務所のやっかみなんですがね(笑)


by radi-spa.horie | 2016-12-03 10:25 | 日記 | Comments(0)
2016年 12月 01日

目分量

c0057602_12093440.jpgいつ頃からだろうか、目分量で調味料を入れても煮物の味がパシッと決まるようになったのは。
若い時分は入れすぎたり、足りなくて慌てて足して雑な味付けになったりしたものだった。
それでも「計る」というのが何か違う気がして頑なに目分量でやっていたらそのうち良い塩梅が身についた。

良い塩梅、という中には調味料の量だけじゃなく食材を入れる順番やタイミング、食材の状態に合わせた調味料の増減なんかも含まれると思う。

そう考えると、人間関係を構築・維持していくことは料理によく似ている。

過ぎれば取り返しがつかなくなることもあるし、足りなければ水臭い。
それも人との付き合いを通してでしか塩梅を学ぶことはできないし、計れるものではない。
同じ人と同じコミュニケーションの取り方をしていれば同じ関係を保てるわけではない。
食材と同じく、相手の状態に合わせて頃合いを調整する必要がある気がする。
春の大根と秋の大根に同じ味付けをしていてはダメなのだ。

まぁ、それが上手くできれば苦労はしないのだが。


by radi-spa.horie | 2016-12-01 12:09 | 人間 | Comments(0)