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2016年 12月 08日

I love you.

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ものすごく長い間、自分の感情を表に出すことを良しとしない考えをしていた。

特に「好き」だと口に出して言うことを意識的にしてこなかった気がする。

もういいトシだけれど、残りの人生そんなんではもったいないので最近は意識して「好きだ」ということにしている。

# by radi-spa.horie | 2016-12-08 00:05 | 人間 | Comments(0)
2016年 12月 05日

死んだライナーノーツ

c0057602_23251827.jpgちょっと前によく似た面白いハナシが間を空けずにネットで取り沙汰されててね。

でも、よく考えると「面白い」とも言ってられない気がしてね。


ご存知の方も多いと思いますが、若者に人気のバンドSEKAI NO OWARI(以下セカオワ)を老舗オジさんテクノユニット電気グルーヴがパクってるって話題が世間を騒がせたのはつい最近。


「ん?」って思いません?


なんかセカオワのファンがどこかで電気グルーヴのとある楽曲を耳にしたらしく「なんだよこれ、オレたちのセカオワにテイストそっくりじゃん。誰だよこのオッさん達。パクりじゃねぇの?」って思ったみたい。

個人的には「似てるかなぁ」って思うんだけど、電気グルーヴの志向が最近変わった(んなわけあるかい・笑)わけじゃなければ「似てる」のはセカオワの方ってことになる。


ただね、それを仲間うちで話してるだけならよかったんだろうけど、いきなりSNSで全世界に向けて発信しちゃったもんだから大騒ぎに。今の時代はコワイねぇ。

まあこの件は電気グルーヴのファンが「25年前からパクってたのがバレたか」「それはセカオワに失礼だろ」なんて返しで笑える大人の対応をしたので事なきを得たんだけれど。

ま、「セカオワに似てる」といわれた楽曲を改めて聴きましたが「似てるか~?」って感じでしたが(笑)


そのちょっと前にこれまた若者に人気の新進バンドONE OK ROCK(以下ワンオク)の「To Feel The Fire」を缶コーヒーのFIRECMでどこの馬の骨だかわからないスティービー・ワンダーなる黒人のオッさんがカヴァーしてるって騒ぎになった(笑)

ワンオクファン曰く「どうせ使うならカヴァーじゃなくワンオクのを」「誰だよこのオッさん」だってんだもんね。


そんなもの、ライナーノーツ(それ自体がなくなりつつあるし、ダウンロードで買ってりゃないわな)やちゃんとした音楽誌読んだらわかるよ。

若いコはそういう欲がなくなっちゃたのかなぁ。音楽として「聴く」ことよりもカルチャーとしてはたまたファッションとして「身につける」ことがよくなっちゃたんだろうかねぇ。

音楽自体に関して詳しいヤツは「オタク」って呼ばれちゃうんだろうか。

何がびっくりしたってこの前若いコとしゃべってて「ライナーノーツみたいにさぁ」「ライナーノーツって何ですか?」みたいなことになったのよ。

存在自体を知らないわけ。そりゃダメだわ。「じゃあアーティストの情報って何で仕入れてるの?」って訊いたら「WikipediaとかTwitterですかねぇ」って。やっぱしか。それ「事実の羅列」や「アーティストサイドからの情報発信」じゃん。


これね、ただ「バカな若いコ」ってだけで片付けられない(もちろんそれもあるけど・笑)気がするんですよ、奥さん。

考えてみたらね、今の若いコたち(に限らんか)って音源はデータでネットから買うか、CD買うにしてもすぐに携帯端末に放り込んで聴くわけじゃない。「モノ」はいらない状態なのよね。

ホリエ世代はアナログレコードとCDの端境の過渡期で両方を知ってて、アナログは不便だのデジタルは音が冷たいだの「所有してる音源」に関しての論争があったわけ。もういいトシなんだから知ってるでしょ?奥さん。あの頃ってまぁもちろんレンタルレコードとかあったけどやっぱりまだまだ「所有する」文化だったと思うのよ。

それが「所有しない」文化になって何が変わったかっていうと「ライナーノーツ」もそのひとつだとだと思うわけ。


ライナーノーツ、知ってますよね。アナログレコード時代の歌詞カードには必ずペラ1ぐらいは入ってたあの紙。特に洋楽には歌詞の日本語訳にくっついたりしてて。

音楽に詳しい文化人や音楽ジャーナリストと呼ばれる人、はたまたそのミュージシャンをよく知るミュージシャンが楽曲やアーティストの人となりや歴史を解説した、いわば「解説書」。渋谷陽一さんとかピーター・バラカンさんとかね。懐かしいなぁ。

アナログレコード時代はもちろん、CDになってからも初期の頃はちゃんと入ってたあの紙を舐めるように読んだなぁ。そのアーティストのバックボーンにある様々を先人から教えてもらいました。「そうかあのリズムの感じはそんなミュージシャンから影響受けてんだな」とか「あのギターの音作りは」みたいなね。

で、そのルーツになった音源を聴いてみたくなってバイト代の多くをそれに注ぎ込んだりしてました。その中には間違った情報や、筆者個人の思い入れも多分にあったけど(笑)

そういう意味では今は「そのアーティストのことを第三者から教えてもらう」機会がグンと減ったと思うんです。この「第三者から」っていうのが大事じゃない?奥さん。アーティストサイドが発信する情報ならオフィシャルサイトでも見ればいいわけなんだけれど、それはそこ、他人から見たイメージや情報なんて載せてないじゃない。あんなの見てもアーティストサイドが発信したいことしか入ってこないもんね。

エヴァじゃないけど「他人から見た自分」っていうのは大事。でそれは本人からは絶対に提供されない情報。だからこそ第三者が思い入れたっぷりに語るライナーノーツが必要だと思うわけ。かく言うホリエも思い入れたっぷりに語っちゃってるけど(笑)


最近の音楽誌も一部を除いてはもはやレコード会社や芸能事務所の宣伝媒体に成り下がっちゃっててね。もう音楽情報の発信源としては弱い。アーティストの繰り出す「音源」に対して辛辣なことなんて言ってないものね。

そんな環境の中アーティストに関しての「他人からの情報」を手にするのはもはや無理があるのかもしれない。


一億総オタクだったあの頃を懐かしんでもしかたがないのかもしれないけれど、せめて自分の好きなアーティストに関してぐらいいろんな情報・意見を仕入れて詳しくなってほしいねぇ。表面的なファッションに終わらせずにさ。お願い。



"Harvest Moon" by Neil Young



# by radi-spa.horie | 2016-12-05 23:25 | 音楽 | Comments(2)
2016年 12月 03日

コンスタンティノープル

c0057602_10253775.jpg結局今の広告屋さんってのは
「クライアントが納得する」ものを作るのが仕事であって、
「告知相手にいかに届くか」は二の次になってる。

大手であればあるほど結果が求められない、
という不思議な現象。
いや、現状。

会社の名前にあぐらをかいて名の知れた高いデザイナーに仕事をさせて、
テイのいいものを吐き出すが「結果は知らん顔」。

もちろん広告屋は広告するのが仕事なんだから、
とは思うけれどあまりにヒドいのをよく見る。
クライアント側の
「自分に耳当たりのいい言葉だけを聞きたい」
というところも問題あるのかもしれないが。
「中抜き」という作業に特化しすぎた果て。

先日伺った素晴らしいイベント。
会場で配られるパンフやステージに踊る
「いかにもそれなりのデザイナーがやりました」
ってロゴマークや、
名の知れたそうそうたるスポンサーの名前の羅列。

それにひきかえ、
素晴らしいパフォーマンスを見せるアーティストのステージなのに
客席には少なくない空きが。
かくいうホリエもお誘いいただくまでそんなイベントが開催されているのさえ知らなかった。

カッコ良いイベントサイトを構築し、
「一部の人の目に触れる」カッコ良いポスターを制作し、
体裁を整える。

まぁ、零細事務所のやっかみなんですがね(笑)


# by radi-spa.horie | 2016-12-03 10:25 | 日記 | Comments(0)
2016年 12月 01日

目分量

c0057602_12093440.jpgいつ頃からだろうか、目分量で調味料を入れても煮物の味がパシッと決まるようになったのは。
若い時分は入れすぎたり、足りなくて慌てて足して雑な味付けになったりしたものだった。
それでも「計る」というのが何か違う気がして頑なに目分量でやっていたらそのうち良い塩梅が身についた。

良い塩梅、という中には調味料の量だけじゃなく食材を入れる順番やタイミング、食材の状態に合わせた調味料の増減なんかも含まれると思う。

そう考えると、人間関係を構築・維持していくことは料理によく似ている。

過ぎれば取り返しがつかなくなることもあるし、足りなければ水臭い。
それも人との付き合いを通してでしか塩梅を学ぶことはできないし、計れるものではない。
同じ人と同じコミュニケーションの取り方をしていれば同じ関係を保てるわけではない。
食材と同じく、相手の状態に合わせて頃合いを調整する必要がある気がする。
春の大根と秋の大根に同じ味付けをしていてはダメなのだ。

まぁ、それが上手くできれば苦労はしないのだが。


# by radi-spa.horie | 2016-12-01 12:09 | 人間 | Comments(0)
2016年 11月 29日

Right Time, Wrong Way

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店の業態や営業時間や定休日や店名や味をコロコロ変える店は好きじゃない。

ホリエが「外で食べる」ということにはその味以上に安定感が欲しくてそうしているのに落ち着かないからだ。

「いいな」と思っても、しばらくして再訪したら中にいる人間は同じなのに店名はおろかメニューまで変わっていたりすると酷く裏切られた気がする。残念この上ない。


なぜか日本人は「未完成の美」に惹かれる傾向があるみたいだ。

「まだまだ店の味は決まっていません」なんて平気で良いことのように言う店主がいる。

完成してないものを客に提示してお金を払わせるという仕事もなかなか珍しいのではないかと思う。

もちろん、味は時代に合わせて変わっていくべきである、というのはひとつの考え方だ。

長く続いている飲食店は時代に合わせて自分を変化させることができた結果だと思う。

「頑固一徹」を貫いているように見える老舗もちゃんと「時代」に乗っているからこそ生き残っているのだ。

(そこを勘違いして「ウチはこのやり方を変えません」なんてとこはやはり中途半端に終わる傾向が・笑)


閑話休題。


ずいぶん前に入ったラーメン店で店主が「ボク修行したんは大阪なんでね、商売はね、『商い』って言うぐらいだから飽きたら終わりやっちゅーて教えられてきたんですわ。そやし飽きひんように色々試してみてるんですわ」と訓示をくれた。なるほど何年かして訪れたその店は違う店かと思うほど味が変わっていて「ああ、そういう人なんだな」と思ったもんだ。

「飽きない」のは仕事のやり方にであって「味」にではない。

一期一会で出会えた味が「実験」であってはいけないと思う。

仕事に飽きずに「時代にあった同じもの」を出せる店がいい飲食店だと思う。


特にラーメン屋や蕎麦屋や洋食屋なんかのプリミティブなとこはそれを守って欲しいんだよなぁ。



# by radi-spa.horie | 2016-11-29 09:42 | 日記 | Comments(0)
2016年 11月 26日

革命の日

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母は女の子が欲しかった。らしい。

本人から何度となく聞いたので間違いはないだろう。

しかし身体的な事情もあって、弟を生んでほどなくして子供を持つことを諦めざるを得なかったようだ。

彼女はこちらの気持ちなどあまり考えずにその辺の事情をホリエが幼い頃から話して聞かせた。

まるでそうすればホリエ兄弟が姉妹になると思っているかのようだった。

まだ学校にも通っていない幼い兄弟に女の子のようなボートネックにフレンチスリーブのショートパンツアンサンブルをわざわざ大阪や東京まで出向いて買い求めお揃いで着せたりしていた。

そのせいか今もジェンダーレスなファッションには抵抗がない。

そんな「着せ替え人形」は思春期の頃には立派に「母親好みの服を選ぶ息子」になっていた。

ただ、それは別にイヤイヤなわけではなく自然にそうしている気がしていた。

それがテイのいい洗脳であると言われればそうであるかもしれないが。

服を選ぶのは必ず母と一緒に。母が手作りしたものは文句ひとつ言わず着て喜んで見せた。今思えば完全にマザコンだ。

そんなホリエ青年が唯一「注文」を出したのがいわゆるフィッシャーマンズセーター。

確かポール・ニューマンだったかが映画かなにかの劇中で着ていたセーターを見て欲しかったように憶えている。

それを告げると母は嬉々として毛糸を買い込んできて編み始めた。ただ、母が買ってきた毛糸はベージュというかクリーム色のような優しい色だった。あわてて「欲しいのはグレーだ」と伝えたが、買ってしまったしあんたには白の方が似合う、と言われ諦めてしまった。

そしてそれは出来上がったのだが、母が編み上げたのは大きな縄編み模様が入ったいわゆるアランセーター。ホリエが期待していたのはどちらかというと写真のようなフィッシャーマンズセーターでも首回りの詰まった模様の小さなガーンジーセーターと呼ばれるものだったのだ。

思えばトラッドが席巻していた母の世代の人間が白いアランセーターを思い浮かべるのは当然といえば当然だったのだが。


編んでいる経過を見ていれば途中で中断させることもできたのだろうが、以前も書いたように母は何かイヤなことがあると寝付くことができず夜っぴいて23晩で仕上げたりするほどだったのだ。


それまでならそれでも失望した顔ひとつ見せず喜んで着せて見せたのだろうが、その時ばかりは違った。

ここがこういう風に違う、と注文をつけ何度も編み直しを要求したのだ。

母もなぜ今まで文句ひとつ言わず自分の提示するものを着ていた息子が急にうるさく注文しだしたのか甚だ疑問だったことだろう。

もしかするとそれまでホリエ青年の奥底で燻っていた何かが火を吹いたのかもしれない。


そうして何度かの編み直しの後、ようやく着地点を見つけめでたく完成となった。


そのセーターはその後何年も、ヨレヨレになって変色するまで、ちょうど今頃の季節になるとタンスの引き出しに並べられた。

そして、そのことがあってから母が着るものにあまり干渉しなくなった。


今もこの季節になって大きな縄編み模様を見かけると思い出す。



# by radi-spa.horie | 2016-11-26 04:18 | Comments(0)
2016年 11月 22日

いらぬものとて

c0057602_22425504.jpg1年間ホリエ亭をやらせていただいたこともあり、何度も何度も「豆」を炊きました。
最初はうまくいかなかったりしたんですが、何度もやってるうちに「これ」という勘所がわかるようになりました。

特に色の濃い大きめの豆(紫花豆など)は炊くことの難しさもありますが「アク抜きの度合い」を見極めることの方が難しかったりします。
基本的にアクは水溶性なので豆の場合は「茹でこぼす」という作業を行うことでアクを抜くんですが、長時間加熱すると豆が割れたり煮崩れたりする元。
なので何度も茹でこぼして水を変え、少しづつアクを出していきます。
紫花豆などは5〜6回も茹でこぼします。
アクを抜けば抜くほど炊き上がりは「すっきりとした」「上品な」味に仕上がります。
ただ抜きすぎると素材の味があまりしない「調味料の味」になりがち。
そこで「アクを残す」作業が必要になってくるんですが、豆の保存状態や保存期間(要はヒネてるかどうか)によって残り具合が変わってきます。
その見極めが難しい。なのでできるだけ同じお店の同じ状態のもの(お店の人の判断ですが)を使うようにすることでずいぶんと安定しました。
それでも旅先の道の駅なんかで買ったものや頂いたものは茹でこぼすごとにかじってチェックしないと判断できません。

そんな邪魔者のように言ってきた「アク」ですが、年齢とともに「本当に必要ないのか?」と思うようになりました。

どんな食材を炊いても多少のアクは出ます。なんのイヤな味がしない野菜を炊いても白く泡だつようにアクが浮かびます。
植物性のアクというのは植物が渋み・苦味・エグ味などで草食動物から身を守るために持っているものだと言いますが、必ずしも人体に悪影響があるものばかりではありません。
もちろんほうれん草なんかに含まれるエグ味の元・シュウ酸などは腎臓に問題のある人にはある意味「毒」になるものです。
でもアクの多くは「生で」「大量に」「一度に」摂ると問題のあるものばかりで、健康な人が普通に食事で摂取するくらいの量ではなんら問題のあるものではないようです。

ごぼうのささがきってみなさんどうしてます?
まずはごぼうをたわしで洗って、包丁の背かなんかで皮をこそいで、削りながら酢水に落としてアクを抜く、というのが教科書なんかで見る方法。
でもああしちゃうと「ごぼうの土臭い味」がほとんどしなくなりませんか?
もちろんボイルだけでサラダなんかにして食べる分にはその方がいいのかもしれませんが、ごぼうの味そのものを楽しみたい時には頼りない気がするんです。
炊き込み御飯や柳川鍋、きんぴらにするにはもはや皮をも残したいくらいです、個人的には。

ことほど左様に(年齢とともに)アクを欲するようになってます。
ワインも日本酒も雑味が複雑な個性が強いものを求めるようになったのはそういうことなのかも。

そんな中、ホリエカレーを作っている時にも「アク」の問題は付いて回ってました。
トマトペーストや玉ねぎがメインで昆布と鶏ガラスープで炊き込むホリエカレーでも白い泡としてアクがかなり浮きます。
最初はそれをしつこく掬ってたんですが、知り合いのパキスタン人の「カレーはアクが出なくなるまで炊く」というひと言で考えが変わりました。
「アクが出なくなるまで」というのはアクをしっかり取ってということではなく、アクが炊くうちに溶け込んでなくなってしまうまでという意味。
そこまで炊くことで仕上がりの目安にしているらしいのです。
アクも味に必要なものだからと。
目からウロコでした。なかなかカレーの味に「厚み」が出なくて困っていたから。
そこで全くアクを掬わずに炊き続けてみました。するといつもの仕上がりの時間くらいにはほとんどアクが見えなくなったのです。
その味は今までのような「すっきりしすぎた」クリアなものではなく野菜やダシをストレートに感じられる芯のあるものになりました。
パキスタンの知恵恐るべし。

それ以来、いろんなものをアクを取らずに炊く実験を重ねてます。


# by radi-spa.horie | 2016-11-22 22:42 | 食べ物&嗜好品 | Comments(0)
2016年 11月 20日

1年

c0057602_16325624.jpg命日には少し早かったんですが、諸々の事情を鑑み父親の1周忌を済ませました。
昨年の今頃、何をしてたか色々考えながら。
そのあととんぼ返りだったのでバタバタで帰ってきてしまいましたが。
できれば命日にもう一度戻ってやろうと思います。


# by radi-spa.horie | 2016-11-20 16:19 | 日記 | Comments(0)
2016年 11月 18日

尊敬と思いやり

c0057602_12053440.jpg前々から気になってた、というか気に入らなかったこと。

YouTubeなんかをのぞくと「魚のさばき方」とか「お寿司の握り方」とか「〜のコツ」とか様々なHow toがアップされていて、それはそれは便利で「いっつもうまくいかないけどこんなコツがあったのか」と目からウロコだったりするんだけれど。

それはもちろん否定はしない。便利だし。ホリエ自身も時々参考にさせていただいている。

でも。
「やってみたら意外と簡単にできた。板前なんて大したことねぇな」
なんて風潮がどうにも気に入らない。
「坊主の真似してお経読んでみたらフツーに読めるじゃん。全然法事してやるよ」
ってのと同じだと思う。

それらに共通するのは対象となる行為への尊敬のなさとその行為の結果として生み出されるものを提供する相手への思いやりのなさ。
そういう「精神性の低さ」が苦手だ。

そういうのは幼い頃からのいわゆる「食育」が大事なんだと思う。
食材に対する理解や尊敬、調理に向き合う心の問題、食べてもらう相手に対する心持ち。
幼少時に「作ってる人の顔が見えない」ものを食べてばかりいるとそれらが不足しがちな気がする。
だからと言って大人になってからは身につかない、というわけではない。
自分にそれがない、ということを自覚する必要はあるけれど。

ちょっと器用な人間であれば「道具さえ揃えば」それなりのものを作ることができる。
ただ口にしたいのは「こんな状態のものを食べてもらいたい」という気持ちで作られた結晶であって「コツ」ではない。
特に食に興味がない人は調理するってことをナメてる傾向が見られる。
というかその技術を身につけるために要した時間やその人の努力をナメてる。
そのせいでちょこちょこっと見聞きした「データ」を「技」だと思ってしまう。

「データ」で作られた料理は「食べ物」ではあるけれどそれ以上にはならない。
「心」で味が変わるわけではないかもしれない。
「心がこもった」ものを食べてそうじゃないものと区別がつくかと言われれば、難しいかもしれない。
でもホリエが欲しいのはそういう精神性で、それは自分が提供したいものでもある。
だから自分でも同じものを作るにしても精神的に雑にならないようにしている。
古い考え方なのかもしれないけれど、道具や材料に左右されたくないし、コツにばかり頼って調理の過程で手を抜きたくない。
料理の腕を見せたいわけじゃない。「こんなものを作れるんだ」と自慢したいわけでもない。
ただ食べた人が「おいしい」と言ってくれることだけを望んでいる。
だからホリエの作るものは「飾り気が無くて地味」だと言われるんです(笑)
でもそれでもいい。それが自分の料理だから。


# by radi-spa.horie | 2016-11-18 12:03 | 人間 | Comments(0)
2016年 11月 15日

過剰なプロフェッショナル

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どんな現場でもあることなんだけれど、「やりすぎててしんどい人」っていない?

やりすぎというか「職業オタク」になっちゃう人。

なんでも「がんばる」ことはそりゃもちろんいいことなんだけれどね、それは否定しないけれど、手段が目的になっちゃうとそれはもう「場の雰囲気が読めない」人以外のなにものでもないわけで。

がんばってる感を出さずに結果を残すのがプロフェッショナルなわけでね。

「オレッちこんなにやってるぜ・知ってるぜ」って前面に押し出されると「ハイハイ」ってちょっとゲンナリしちゃう。

そういうタイプの人って仕事だけじゃなくプライベートでもそういうの出してくるじゃない?

「こんなにがんばってる」とか「こんなすごい人と知り合い」とか「こんなに忙しい」とか。

あれしんどいんだよなぁ。

特にホリエ自身が「がんばる」とか自己主張とかが苦手な自堕落な人間だからかもしれないけれど。

いや、きっとそのせいなんだけど。

ゆるくいこうよ。表向きはさ。がんばるのは中身だけでいいよ。



# by radi-spa.horie | 2016-11-15 10:03 | 人間 | Comments(0)
2016年 11月 13日

マニア(告知含む・笑)

c0057602_17264538.jpg6月まで「カレー屋ホリエ亭」を週一でやらせてもらって面白いことが色々ありました。

その中でも「ホリエが作る特定の料理をものすごく喜んでくれる人たち」の存在が興味深かったなぁ。
女子で多かったのはキャロットラペ好き。
特段変わったレシピで作ってるわけじゃないし、毎回目分量でしかもその度アレンジが違うんだけどなぜかウケた。
ありがたいね。

一度、どうしてもいいニンジンが手に入らなくて作らなかったことがあったんだけれど
「なんで今日はラペないんですか?」と尋ねられたりした(笑)
ほんと、ありがたい。

あとは毎回お付けしてた冷たいポタージュかな。
それも毎回違う食材で違う味付けだったんだけれど、あるOLさんなんかは「辛いものが苦手なんでカレーは無理なんですけどスープだけって失礼かなと思ってカレーを食べてた」っておっしゃってて(笑)
そんな無理させるのも悪いからってことでハニーマスタードチキンサンドをレギュラーメニューにしたり。

なんか、こっちが何気なく作ってるものに限って「ハマる」人がいたりして、それは本当に面白かった。

今月、25日にホリエ亭が「昼呑み屋ホリエ亭(カレーもあるよ)」と題して限定復活します。
もちろんラペも(笑)
「カレー屋」じゃなくなった分、酒の肴増量の予感。
お時間あれば是非。


# by radi-spa.horie | 2016-11-13 13:53 | 人間 | Comments(2)
2016年 11月 10日

空の胃

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絶食2日目。
だいぶ体がこの状態に慣れてきた。

絶食と言っても水分はたっぷりと摂り、ラベイユのシラクーザの森のはちみつ(絶版になったようで今非常に不安)をひと舐めして最低限のカロリーと糖分と酵素を体には入れている。
カフェインと炭水化物を胃に入れないだけで毎日のように感じていた胃の不快感から完全に解放されつつある。

このまま調子に乗って続けると倒れると思うので様子を見て3日間を限界にし俗世に復帰する。

最初の食事、なんにしようかなぁ。

# by radi-spa.horie | 2016-11-10 11:35 | 日記 | Comments(0)
2016年 11月 07日

Inherited Tastes

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昔から父の作る食事が好きだった。
伊吹山の麓の田舎町の人だった父が作るものはいきおい塩味が強く、子供の舌にははっきりしたその味が心地よかったのかもしれない。

「ナウい奥様」を標榜していた感のある母親はレシピ本やなんかを参考に「おしゃれ」な食事を作ることが多くあったが、母親が臥せっている時や作りたがらない時は親父がキッチンに立っていた。
今考えれば、弟が生まれた時は母親が不在だったはずなので2〜3歳のホリエの食事は父が作っていたのだろう。
ホリエが中学生の頃からキッチンに立つことに抵抗がなかったのはそういう姿を見ていたこともあるのだ。

小学生の頃、夏休みなんかに早朝から仕事についていくとトラックの中で渡される弁当。
紫蘇漬けの真っ赤な梅干しがたっぷり入ったおにぎりや、味の付いていない白ご飯を砂糖と醤油で異常に甘辛く炊いた油揚げに詰めたお稲荷さん、これでもかと塩と青ネギを入れたしょっぱい卵焼き…。
小学生の胃袋には少々多めのそれらを夢中で食べた記憶が、父との夏休みの思い出。

分かりやすい味のものは自分なりの味付けで比較的容易に再現できる。
が、父が作っていたのはそれ以外にもあった。
職業として「鮎のあめだき」を炊いたり、ふなずしを漬けたり、鯉を調理したり、親戚の集まりでイノシシをバラしたり、様々な「プロの技」を持っていたのだ。

先日、請われて久しぶりに鮎を調理した際に「なんとなく」しかその調理方法を知らない自分に気づいて呆然とした。
小さい頃から何度となく調理過程を眺め、できたてを温かいうちに口にしていたホリエは軽々しい気持ちで引き受けたのだった。
魚をどう調理すればよいのかはもちろん知っている。
しかし、鮎という繊細な食材を自分が覚えているあの「あめだき」にするには父の技術が必要だったのだ。
四苦八苦しながらなんとか仕上げた「あめだき」は自分の記憶の中にあるものには程遠く、慎重に形の良いものを選んでなんとかテイを為して苦々しい思いで先方に渡した。


父が急に亡くなったので、今まで享受されるだけだったものの調理方法は「教えて」もらわず終いになってしまった。
あんなに形よく炊かれた鮎、塩梅の良いふなずしは永久に失われた。
自分の子供が成人した今、かつての父の気持ちがなんとなくわかるようになりこれから大人同士のコミュニケーションが持てる、という時に失った父親という存在はそういう意味でも大きかった。
世の中の人々に父の作ったそれらのものを食べてもらえなくなったのが返す返すも残念だ。

逆に、自分が作ったものを食べてもらえなくなったのも。
実は亡くなる数日前、膝を痛めた父を病院に連れていくために夜の予定を押して実家に帰っていた。
帰り際、男やもめにありがちなキッチンの有様を見て、手近にあった鶏肉で自分がよく作るハニーマスタードチキンを年寄りの口に合うように醤油の割合を多めにして仕込み「あとは明日にでもトースターで焼いて」と置いて戻った。
次の日、電話で話していると「あれ、美味かった」と感想をくれた父。
思えば自分が作ったものを食べてもらうことはあまりなかったなぁと反省して、これからは戻った時にできるだけ何か作って置いていこうと思った矢先。

味を伝えてもらうことも、自分の味を食べてもらうこともできなくなった。
教えて欲しい味も、食べて欲しい味もまだたくさんあったのだけれど。

人の人生において味は思い出であり資産であると思う。
食べさせてもらったり食べさせたり、ということで繋がっていく気がする。
そんなことを最近強く感じて、成人して食べるくらいは自分でなんとでもするようになった我が子にできるだけ自分が作ったものを食べさせる機会を増やそうと思った。
これで彼の中にホリエの味が刻まれていくことを願いつつ。


# by radi-spa.horie | 2016-11-07 12:31 | 食べ物&嗜好品 | Comments(2)
2016年 11月 05日

ショー・マスト・ゴー・オン

c0057602_16573832.jpgどうも寒くなると炊きおかずの汁をたっぷりめに作って、残り汁で別のものを炊く「自転車操業炊いたん」をやりがちではある。
ぶっちゃけ4〜5日は続けてしまうことがある。
もうそうなるとメニューの度に入る豚や鶏の出汁が混ざり合い、野菜の旨味が渾然一体になって「これ」と特定できない味わいになっていく。
その「雑味が育っていく」感じを楽しむのが(そして鍋を洗う手間をいかに省くかが)好きなのだ。
暑い時期には煮物を入れたままの鍋を放置すると半日で傷んでしまうのでできないので、寒くなってからならでは。
限界まで待つのだ。
どんどん複雑な味になっていき、最終的におじやでピリオドを打ちその「濃いダシ」を楽しむまで。


"Pleasure Seeker" by Naked Music

# by radi-spa.horie | 2016-11-05 16:57 | 食べ物&嗜好品 | Comments(0)
2016年 11月 03日

misjudgement

c0057602_11221840.jpg
最近ある人にね、「ぶっちゃけて言うとね」って告白されまして。
なんでもその御仁がおっしゃるには、その方のお知り合いのことをホリエが攻撃するようなツイートをしたとのこと。
だからホリエのツイートにはリツイートしたりリプライつけたりしないようにしたんだとか。
先方のことを訊いても、はて、そんな方の事を何か悪く言ったかしらん、と考えても全く思い当たらず。
その方の事について言及したことすらない。

よくよく確認すると、全く一般論でツイートしたことを件の御仁が「自分の大好きなあの人のことをホリエが悪く言ってる(ま、そのツイートも正確に言うと「悪く言ってる」わけじゃないんだけどね)」と誤解されたようで。
説明をしたんだけれどどうしても納得していただけなくてね。
ついにはウソつきだとお怒りになる。
ま、でも不愉快にさせてしまったのはこちらにも非があるので、若干納得いかないまま謝罪しまして。
お互いにフォローを外す、ということで決着しました。

実を言うとそんな誤解を受けたのは今回が初めてじゃなくて。
一般論で書いてることに対して「あらやだ、私のことかしら」とか「オレの知り合いのことじゃねぇか」と訝しむお人が今までにもおられたんですが。

そんなにね、ホリエが発言することなんて意味のあることじゃないし、役に立つことでもないし、ましてや人様を悪く言えるほどの人間じゃないのでね。
「悪く言ってる」と思えることも「ホリエの戯言」と無視していただいた方がいいですよ。
そんなことでね、お心を煩わせなくても。

無視してくださいね。
得意でしょ?みなさん。


"No Hay Igual" by Nelly Furtado

# by radi-spa.horie | 2016-11-03 10:40 | 人間 | Comments(0)
2016年 10月 30日

マイ・アニミズム

c0057602_12135391.jpg宗教観なんていうほどのことでもないんだけれど。

以前書いたように、駆け落ち同然でホリエが誕生した堀江家はホリエが幼い頃は露天の生簀の監視小屋みたいな掘っ建て小屋に住んでて。
でもまぁ、彦根よりもさらに田舎から出てきた青年だった父は家族のために必死で働いて。
ちょうどホリエが小学校へ上がる直前くらいだったかなぁ。
生簀が並ぶ敷地の中にようやく一軒家を建てるってことになってね。
当時の自宅から子供の足で歩いての2〜3分しか離れてないところ。

保育園が休みの日曜日はその新築現場も休みでね。
棟上げもまだ先の現場には見たこともないぐらいたくさんの材木が積み上げられていて。
スノコに乗せられた材木には大きなブルーシートがかけられていた。
「危ないから入ったらあかんで」なんて言われてても、そんなの聞くわけない(笑)
日曜ごとにそこへ行ってはブルーシートの中に潜り込んで、材木の山と山の間にできた大きなテントのような空間で長い間過ごしていたのを覚えている。
自分は「ナイショ」のつもりだったんだろうけど親はわかってたろうなぁ。

自分の背丈よりも高く積み上げられた木材が真新しい香りを放つ薄青い空間。
当時5〜6歳だったホリエ少年にとってある意味「聖域」だった。
母親の実家へ行っては仏壇の前で手を合わせるのが普通のことだったホリエ少年。
なんとなく敬虔な気持ちになったのも普通のことだったのかもしれない。
自宅から内緒で持ち出した牛乳瓶に近くのあぜ道で摘んできた野の花を生け、何もアイコンになるものがないのに手を合わせていた。
仏でも神でもなく、自分が感じた「何か」。
それは宗教と呼ぶにはあまりにプリミティヴでシンプルな「何か」だった。

年を経て様々な「教義」を学び、それとともに考えることがどんどん複雑にはなっていった。
なっていきはしたけれど失ったものも多かった気がする。
もっとシンプルに「何か」を尊ぶことを思い出してもいいのかもしれない。


"Pig" by Vai

# by radi-spa.horie | 2016-10-30 12:13 | 人間 | Comments(0)
2016年 10月 27日

スタートレックBEYOND

c0057602_21303350.jpg前評判ではね「ジャスティン・リンでスタートレックの機微を描けるのか」なんて心配されてたけど、そりゃそんな心配いらないよね。
それにしても今回は配給会社の売り方が悪すぎた。
トレッキーが求めてない「ハイスピードアクション」なんてとこを前面に押し出して(そりゃジャスティン・リンだからわからなくはないけど)売っちゃうもんだから全然触手が動かないもの。
多分スタートダッシュ悪かったんじゃないかなぁ。

そんな心配もなんのその。

めっちゃよかったです。
いわゆる「ケルヴィン・タイムライン(っていうかそれはもう公然の事実になったのね・笑)」の前2作をちゃんと踏襲しつつもジャスティン・リンのカラーである男臭いドラマやスピード感のあるチェイスも入れつつ、スタートレックとして押さえるべきところはちゃんと押さえた心憎い内容になってます。

脚本にスコッティ役の多才なサイモン・ペッグ(スターウォーズファンでトレッキー)が入ってることもあってトレッキーが納得出来る脚本になりつつ、それ以外の人もちゃんと楽しめるストーリーでなによりわかりやすい。
そういう意味ではTOSのファンもそれ以降のシリーズのファンもちゃんと楽しめる(なにしろ100年前のUSSフランクリンが出てきちゃうからね)し、先日亡くなったレナード・ニモイについてもちゃんと「ミスター・スポック」としてドラマがあるし、スタートレックはJJエイブラムズのからしか知らないって人もちゃんと楽しめる。
素晴らしい。

BGMもバッド・ロボット・プロダクションズといえば、のマイケル・ジアッキーノの「残らないのにちゃんと煽る」スコアでたまらなくよかったし、ジャスティン・リンらしい歌モノの選曲や前々作で使われた楽曲をいいタイミングでぶっこんでくるあたり「ワイルドスピード」で見せたストリート系へのセンスを見られてたまらなくいいです。

惜しくらむはつい先日事故死したアントン・イェルチンの遺作となってしまったこと。
今作でもTOSのチェコフを思わせる好演を見せていただけに非常に残念です。
今後のチェコフ役はどうすんだろ。
第4作もプロダクションは決定してるだけに気にはなります。

変なセックスシーンも妙な哲学を振りかざしたところもないのでデートムービーにもぴったりですが、前作・前々作を復習してからのほうが楽しめるかも。

# by radi-spa.horie | 2016-10-27 21:30 | 映画&舞台他 | Comments(0)
2016年 10月 25日

映画館の暗闇の中で

c0057602_97582.jpg 今に始まったことじゃなく
 若い頃から
 映画を観てるとしばしば
 作品の内容に関係なく
 自分の「死」について考えてしまうことがある
 それは恐怖以外のなにものでもなく
 意識して考えないようにしないと
 作品の内容が頭に入ってこないほど
 暗いからなのか
 没入する能力が低いのか
 よくわからないが
 その存在が近くなってきた最近は
 余計に頻度が高くなってきた気がする

# by radi-spa.horie | 2016-10-25 09:07 | 人間 | Comments(0)
2016年 10月 23日

Perfume 6th Tour 2016 COSMIC EXPLORER Dome Edition 大阪Day2

c0057602_10105439.jpg5月の末にね、福井へ赴いたのも遠い昔。
そういえばまだその時には虎徹がいなかったなと思うと「COSMIC EXPLORER」と銘打ったライブツアーは北米ツアーもはさみ思いの外ロングランになってるよねぇ。
その間にもいろんなお仕事で頑張るPerfumeさんたち。
カラダ大丈夫かしら、と心配になります。

そんな心配もどこ吹く風、チームPerfumeさんはすごかったです。
正直「あの大掛かりな大道具を使った演出をどうリファインするのよ」と思ってました。
まぁでも大きい会場で彼女たちを見るのもいいな、と思ってました。

大間違いだった!

あの大道具たちがあのチームにかかると単なるパーツでしかないのを思い知らされました。
セットリストも演出も。
いつもMCで噛むあのコのパワーも(自分で「宇宙から来ました!」って言っちゃってた・笑)。
もう謝ります。ごめんなさい。
詳しくは書けないけれど(笑)

あとね、なんか何度もライブに足を運んでて今回ほど「彼女たちが大人になった」ことを感じたことはなかったです。
のっちがことあるごとに口にする「もう28歳なんでね」って言葉がそうさせてるのかもしれませんが。
3人ともが大人の女性の雰囲気を醸し出してきていることは間違いないです。

そんなわけで残る名古屋・福岡公演に参加される方々、お楽しみに!
なんだか色々言いたいことあったけど、わかんなくなっちゃった(笑)

# by radi-spa.horie | 2016-10-23 10:42 | 映画&舞台他 | Comments(0)
2016年 10月 22日

ハラダイス2016

c0057602_100336.jpg

毎回毎回自分の中での発見もあるイベントですが。
「やっぱりマルヤマハラダイス」と銘打っただけあって、来場者・キャスト・スタッフすべての「だよね」感が大きかったなぁ。
自分的には色々考えるところもあって。
おじさん、「また来年!」って言っちゃってたなぁ(笑

# by radi-spa.horie | 2016-10-22 23:59 | 映画&舞台他 | Comments(0)
2016年 10月 20日

空想レストランSeason3 #10&出張版2

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いよいよ!Season3も最終回!
ということで6月10日に幕を閉じた「カレー屋ホリエ亭」のクロージングイベントでの様子と、後日収録したそのグダグダ感を言い訳する後半を10回目として聴いていただきます。
言い訳が言い訳になってないぐらいグダグダ(笑)
なんだこれ。

そしてそして、店長ユージが主催する音楽イベント「MUSIC ENERGY」での出張リアル空想レストランでのドタバタを「特別出張版2」としてお送りいたします。

では、張り切ってどうぞ〜〜!!!

空想レストランSeason3 #10はこちら
リアル空想レストラン特別出張版2はこちら

# by radi-spa.horie | 2016-10-20 22:23 | 放送 | Comments(0)
2016年 10月 18日

エサのこと

c0057602_1712534.jpg
朝の牛丼屋っていきおいスーツ姿のサラリーマンが多くなるんだけど、
いいトシのちゃんとしたスーツ着て高そうな時計したおっさんが
背中丸めてヒジついて食べてるのを見るとがっかりする。

「食事」なのか「エサ」なのかは食べてる人自身が決める。

口にしてるのが「エサ」なら動物と同じだ。

# by radi-spa.horie | 2016-10-18 17:02 | 人間 | Comments(0)
2016年 10月 16日

縛るハナシ

c0057602_11153583.jpg「男が女を愛しいと思う。女が男を愛しいと想う。その気持ちに名をつけて呪れば恋」(夢枕獏著「陰陽師」より)

いきなり何のハナシを始めたんだ、と思ったでしょ?奥さん。
いや、何だか最近よくそう思うことがあって。
いやいやいやいや、別に恋してるとかそういう色っぽいハナシじゃなくてね。
まぁ一年中恋はしてますよ、ホリエは。そういう体質だから。
今回はそれは関係なくて。

人ってね、元来ナマエという呪(しゅ)で縛りたがる生き物だと思うんですよ。
何にでもナマエをつけたがる。
ホリエが苦手な広告屋さんなんて「ナマエがない」ことを許さないでしょ?
ナンでもかんでもナマエをつけちゃう。

それとは逆にね。
身近にそういう人が多いんだけれど。
好きな人が作ったモノって無意識にナマエをつけたがらないのね。
別にその人のことを何とも思っていない人が作ったものって平気で「チョコレート」って呼んじゃう。
でも大好きな人が作ったモノって「チョコレート的な何か」であって単に「チョコレート」って呼びたくないって人多いんじゃないかしら。
だから知らない人が見たら「ああ、おまんじゅうね」と思うモノに対してでも「すごい美味しいフワフワしたやつ」とか漠然とした呼び方してたら、その人はそのおまんじゅうを作った人のこと好きなんだと思う。

でもそれは素敵なことで。
それこそ広告屋じゃないんだからモノにナマエなんてなくてもいいと思うわけ。
いや別にホリエがモノのナマエを思い出せないことが多くなったから言い訳してるんじゃなくてね。
可愛いじゃない。
「大好きなあの人が作ったなんか素敵なモノ」って。

だからね、なんでもカテゴリーに分けてシンプルに名前をつけて縛るのはよしましょうよ。


"Crazy Little Thing Called Love" by Queen

# by radi-spa.horie | 2016-10-16 11:44 | 人間 | Comments(0)
2016年 10月 15日

空想レストラン!

c0057602_23252860.jpg

え!?前の投稿からもう1ヶ月以上経ったの!!?
みたいなね。
まぁバタバタ忙しくしてたといえばそれまでなんですが。
「心を亡くす」と書くから忙しいって言うたらあかん、なんてしたり顔で言う人いてはりますが、ホンマに心亡くすぐらいバタバタやってんもん、しゃあないですやん。

と、思いっきりサボってた言い訳はこのぐらいにして。

久々のアップでございます!
とはいえ収録はもう2ヶ月以上前!
店長やバイトに怒られるわ!(笑)
ということでがんばって2エピソード+おまけのコーナーを一挙に。

もうなんだか自分たちで「中だるみ」を自覚している雰囲気のあるSeason3 #8は「休業編」と題してお店を休みにした空レスの3人が繰り広げるいつもの倍ぐらいユル〜いトークとその1.5倍増しでユルいおまけのコーナー、そして実質Season3最後の調理となる#9は「二味豚丼」なるものに挑戦した豚バラ大好き人間たちのとりとめもないヨタ話とSeason4の内容に関するスタッフ会議を公開するというとりとめのなさもとい斬新なエピソード!(笑)

そんなあれやこれやをまとめてどうぞ!

Season3 #8はこちら
Season3 #8のおまけのコーナーはこちら
Season3 #9はこちら
Season3 #9のおまけのコーナーはこちら

よろしくお願いしま〜〜〜〜〜〜〜っす!!!!!

# by radi-spa.horie | 2016-10-15 23:44 | 放送 | Comments(0)
2016年 09月 10日

Concentration

c0057602_435063.jpgその〜、なんだ、奥さんね。
自分の年齢のハナシするのはあんまり好きじゃないんだけれど、このところね。
もう五十路も見えてきたこのトシになると、集中力が長い時間保たなくなるのね。
今日もね、演劇の通し稽古でね、昼から夜にかけて3回通しとかやるともう目はショボショボするしアタマはぼんやりするしね。
パート稽古とかの部分部分のリハは極度に脳みそ使いながら進めるからお腹すくんだけれど、本番に近い状態の通し稽古はどちらかというか集中力と瞬発力の両方を求められるから脳みそより体力寄りの部分を酷使するので帰宅してちょっと呑むとこんな感じでね。
音源の修正とかデータの整理とかしなきゃいけないことあるからグッタリしてるヒマないんだけれど、しんどいなぁ。
まぁ大人だからしなきゃいけないことはするけどね。
プラグの絶縁を急遽しないといけないとかもう重なっちゃうとホントしんどい。


"Isobel" by Björk

# by radi-spa.horie | 2016-09-10 23:10 | 日記 | Comments(2)
2016年 09月 06日

君の名は。

c0057602_13203292.jpg随分と前、「ほしのこえ」を観てからその作品が気になってた新海誠監督の新作ということで。
正直、監督自身がアニメーション制作のほとんどを行った「ほしのこえ」が短いながらもいろんな意味で衝撃的だったので、それに続く作品群は個人的にそれを超える印象を得られていなかったけれど。
今作はそれに並ぶものになりました。

音響監督に山田陽氏が入っていて台詞が綺麗に聞き取れたのも一因かもしれない。
キャラクターデザインに安藤雅司氏が入っていてキャラクターの描かれ方が好みだったのも一因かもしれない。

それ以上に脚本のまとまり感や映像の美麗さが新海作品の中でも群を抜いてる気がしました。
映像効果もそうなんだけれど、長野出身の監督自身がこだわったのであろう飛騨の田舎町の景色や風土もいい。実際にそこを知ってる人が「ここがいいんだよねぇ」と思う景色を切り取ってるというか。

やっぱり青臭いハナシ好きなんだよね。結局。


"前前前世" by RADWIMPS

# by radi-spa.horie | 2016-09-06 19:20 | 映画&舞台他 | Comments(2)
2016年 09月 02日

新しい脚

c0057602_4363015.jpgもうここ何年か(というか20年近く)徒歩、公共交通機関、自家用車という三択だったんですが、久方ぶりに自転車を導入しました。
色々考えてドッペルギャンガーってメーカーの「ロードヨット」ってラインをチョイス。
虎徹のキャリーバッグがそのまますっぽり入るサイズのカゴをつけてもらいサドルも大きいものに換装、ペダルのストロークも長めのものに付け替えてもらいました。
さらにちょっと重めの荷物もいける荷台を発注中。
完全にユーティリティーバイク仕様。

もうそろそろ自転車が気持ちいい季節。
特に夜は。

でもやっぱり自分が自転車に乗る立場になっても「危ない自転車」は危ない。

# by radi-spa.horie | 2016-09-02 10:40 | 日記 | Comments(2)
2016年 08月 16日

シン・ゴジラ(ネタバレしてます)

c0057602_21232714.jpgなんだかね、結局この忙しいのに3回も観ちゃったんだけれど、感想を書く気にならなかったのは、

「オタクっぽい人たちが変な盛り上がり方してるから」

なのね、ホントのところ。
別にどんな感想持とうと勝手なんだけど、なんだかもううんざりで。
あさっての方向にとんでもないテンションの上がり方で盛り上がっちゃってんのを見ると、なんか下がっちゃって。
マッドマックスの時もそうだったなぁ。結局3回観に行ったのに感想書けてないや。

やっとTLでもなんとなく落ち着いてきたのでそろそろいいかな、と思って。

あれね、ひと言で言うと「庵野秀明映画」です。
なのであの監督の他の作品が苦手だった人には完全にダメな映画。
実は(というか知ってるか・笑)ホリエは庵野ファンなのでサイコーだったんですが。
監督がやりたいことを思う存分やってます。

「監督(アーティスト)がやりたいことをやりたいようにやる」
というのはどういうことか。
「プロデューサーがものすごく頑張ってる」
ってことなんでしょうね、きっと。

おそらく東宝の大看板である「ゴジラ」なんて、プロダクションの時点から上から下から様々な横槍が入ったことは容易に想像できるし、そんな中でも(まぁご本人に言わせりゃまだまだかもしれないけれど)好きなように映画を撮れたっていうのは、いかにプロデューサーが堰き止めてたかってことなんだろう。
それがすごいなぁ、というのが観終わってからすぐの感想。

そう、そんなことを考えてしまうほど感情移入ができない(褒めてます)作品です。
登場人物の誰も自分とは共通の何かを持っていない。
人物のそれぞれをそこここで掘り下げて群像劇にもしてないからね。
もうそういうのしんどいんです。
背負ったバックボーンとか複数人数分観せられた日にゃそれだけでお腹いっぱい。
そんなこともなく、淡々とドライにストーリーは進むんですが、独特のリズムとスピード感と様々な工夫で意外と(笑)殺伐とすることなく最後まで観れます。

描かれている登場人物はそれぞれが実務的で、ある意味リアル。
メイクが普通の人のメイク(石原さとみ以外)だったり、衣装がビミョーに身の丈にあってない吊るしっぽい衣装(石原さとみ以外)だったりして面白い。

そんな中、石原さとみ嬢の変な英語を使う(笑)日系の役どころが「逆コミックリリーフ」というか、映画全体に流れるともすれば殺伐となりがちなテーマを若干軽くしてくれてる気がします。
なんだか映画好き(というかエヴァ好き・ゴジラ好きなんだろ)のオタクさんたちの中には今回の石原さとみを酷評してる人もいるようだけれど、あれなかったらホンマに「庵野マニア映像」になりかねないからね。
あそこが一番東宝っぽいといえば東宝っぽい。だからオタクの皆さんがお好きな「庵野映画」っぽくないと言えば言えなくもない。
「監督はスタジオ側からねじ込まれてキレてたんじゃないか」なんて監督にも石原嬢にも失礼なこと言ってる人いるけどホリエはそんな風には思いません。
あそこまで好き勝手やった監督がそこだけ譲歩したとは思えないし。

で、大筋のストーリーはエヴァです(というか庵野アイデア原初の円谷作品のニオイも・笑)
それもエヴァが「兵器」として描かれているTV版で言う第伍・第六話のラミエル戦、いわゆる「ヤシマ作戦」の部分。
今回の作戦名は「ヤシオリ作戦」(もうそういう「モノ知ってる感じ」がオタクっぽいんだけれど・笑)
エヴァこそ出てこないものの、得体の知れない絶対的な存在であるゴジラは使徒そのものであり、それに対抗するのは人類の英知と日本国中から集結させた力っていうところがそのまんま。
畳み掛けるようなセリフのやり取りや、兵器マニア(監督本人もミリタリーオタクみたい。仕事で目にした「男たちの大和」の艦橋ミニチュア撮影の現場写真に嬉々として「見学」してるのん写っちゃってたから・笑)しか興味のない事柄にいちいち付く太い明朝体のキャプション(実はそれもオリジナルがあるんだけれど)もエヴァそのもの。
それを考えると「ああ、あの監督はやりたいことひとつなんやな」と思わされます。
全くブレてない(笑)

そういえば、ゴジラが初めて口から放射熱線(?)を吐くシーンなんて映画「風の谷のナウシカ」の巨神兵のシーンそのもの(庵野秀明が原画を担当・その後も実写で「巨神兵東京に現わる」を企画、樋口真嗣監督でジブリが短編映画を製作している)で、どこかでクシャナが「薙ぎ払え!」って言ってるのかと思ったもの(笑)

劇中、行方をくらませた教授が残した言葉「私は好きにした、君たちも好きにしろ」っていうのは監督の言葉なんじゃないかと。
だってあれこれ言われてるけど、あんまり深い意味なく監督がやりたいことをやった結果できた作品だと思うし。

あ、あと建機マニアにも楽しめる内容になっております。
各社の高圧ポンプ車が一堂に会し楽しいです。マニアのみなさん、ぜひ(笑)

# by radi-spa.horie | 2016-08-16 12:23 | 映画&舞台他 | Comments(6)
2016年 08月 07日

気まずさ

c0057602_23373948.jpg
たま〜にね、京都市交通局さんのやらはることにね、なんだか違和感を感じてちょこちょことつぶやいたりしてるんですが、多分ね、京都市交通局の人たちって京都の公共交通機関を利用してない人たちじゃないかと思う。
現場と会議室の乖離なのかとも思ったけれど、そうじゃないみたい。
バス停のベンチのさ、座る側からしか時刻表見えない状態に掲示したら、時刻表見る時にベンチに座ってる人と向かい合わせになるやん?
それも座ってる人と立ってる人やし微妙な向き合い方になるやんかいさ。
あれ別に向こう側に掲示したらええハナシちゃうのん?と毎回思うのはホリエだけ?
それともあれか、人と人とのコミュニケーションを促進するようにそうしてくれてんのかな?
それはそれでやり方考えてもらわんと。


"少女トラベラー" by 9nine

# by radi-spa.horie | 2016-08-07 23:50 | 人間 | Comments(2)
2016年 08月 04日

過剰反応

c0057602_2391348.jpgどんなことでも「すっげぇええええええ〜!!!」とか大きい声で言われるとうんざりする。
すげえかどうかは自分で判断するから小さい声でいいよ。
その前にはしゃいで押し付けないでよ。

# by radi-spa.horie | 2016-08-04 02:41 | 日記 | Comments(0)