2010年 12月 27日
タイトルには特に意味はありません。なんかありそうかな、と思って。 毎年この年末の時期になるとどこかに出かけてたんですが、今年はなぜかあんまり日数的な余裕もなく、おまけに余りの忙しさに細かく計画を立てる気持ちの余裕もないという最悪の状況の中「意地でもどっか行く」と心に決めてこの日を迎えました。 結局、近場で土地勘があってゆっくりできそうななんにもないとこ。 郡上八幡にしました。 ここ数年余裕がなくてできてないんですが、ちょっと前までは結構スキーで訪れていた場所。 行きつけ(笑)の居酒屋もそば屋もあり、絶対なお土産もあり、コンビニの場所もわかっててよかってん。 とはいえ出発当日の夕方まで用事に振り回されたり、かかってきてほしくない電話に振り回されたり、エレピが到着したりして大忙しで京都を出たのは16時過ぎ。 郡上八幡に到着したのはもう20時近く。 2日間の宿をお借りする「中嶋屋」さんに荷物を降ろすのももどかしく、歩いてすぐの居酒屋「泉坂」さんへ一目散。 この「泉坂」さん、もともとお好み焼き屋さんだったお店だけあって粉モンは当然しっかりしてはるんですが、それ以上に土地の名物料理なんかがちゃんと食べれていいんですわ。 なぜか前回寄せていただいた時のことを憶えていていただいて、なんとなく常連さん気分も味わえました(笑) まずは飛騨牛の朴葉味噌焼きと漬け物ステーキ。 知ってる?漬け物ステーキ。いろんな漬け物を刻んで炒めて卵でとじるねん。 「?!」と思わへん?これがまたねぇ、ビールにも焼酎にも合うのよ。 それに朴葉焼きに乗ってるこの飛騨牛のウツクシイこと。 さっと色が変わるぐらいで充分脂がとろけて柔らかいこと。 そんなこんなでお腹が落ち着くと欲しくなるのは「季節の味」。 メニューをのぞくと「むかご」の文字。 「むかごはバター炒めかなんかいけますか?」と聞くと「いけますよ」とふたつ返事で調理していただけるあたり、ええお店ですわ。 そんなええ店で郡上踊りのハナシをお聞きしつつ初日からグデングデンに酔っぱらって、しかも「薄めなアカン」なんて言いつつビールを仕込んで宿へ戻りまして。 この「中嶋屋」さん、何がいいってその「親戚の家」的な雰囲気もそうなんやけど、お風呂がね、部屋ごとの貸切なんです。つまり他の部屋の人が入って来ない、ってこと。 こりゃ他人に気を使うこともなくゆっくりできる。素晴らしい。 かくして郡上の夜は更けていき、しんしんと雪が降る窓辺に出しておいたサッポロ黒生はキンキンに冷えてサイコーでした。 おやすみやす。
by radi-spa.horie
| 2010-12-27 22:52
| 紀行
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