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2012年 10月 20日

ボーン・レガシー

ボーン・レガシー_c0057602_813996.jpg本作の話を最初に聞いた時は「原作の方のをリブート?」と思ったんですが、ちゃんと調べて見たらどうもラストベイダー版の「ボーン・レガシー」とは全く違うストーリーで、しかも前三部作のスピンオフって特殊な位置付け。
おまけに監督も違うってんで、逆に興味が(笑)

それも今を時めく「2番手俳優&女優」、ジェレミー・レナーとレイチェル・ワイズの組み合わせ!
すげぇな。
「アヴェンジャーズ」のホーク・アイがまだまだ記憶に新しいジェレミー・レナーですが、今作ではあれ以上に体動いてます(笑)
体もそうなんですが、自身のバイク好きも活かしたバイクでのチェイスなんかもこなしていて「ちゃんと乗ってる」感じが迫力をプラスしています。
なにかと話題作に顔を出すレイチェル・ワイズもレナーとのバランスがいい感じでグー。「ヒステリックなネェちゃん」がバッチリハマる。
そんな二人を差し置いて唐突に主張し出すのはルイ・オザワ。
「プレデターズ」の時の謎のヤクザを彷彿とさせる謎の役で(笑)エンディングへのひと盛り上がりに大きく貢献してくれます。

スコアもジェームス・ニュートン・ハワードらしい広がりのあるオーケストレーションの曲が多くて、最近のエレクトリックなスコア(それはそれでカッコいいんやけどね)に若干食傷気味の向きにはオススメです。



ただ、前三部作の脚本家であるトニー・ギルロイが監督している割に「おっ、ここで終わらすのか?」な部分があったのも事実。
このシリーズで政府の別プロジェクトを次々と登場させているところを見ると、この路線でまた三部作を考えているのかな?とも思いますが、それにしても唐突に終わる。
あの終わり方ではせっかくのルイ・オザワがかわいそう(笑)
ポール・グリーングラスやマット・デイモンの続投も完全に否定されていない現状でしかたのない措置だったのかもしれませんが。
監督に何か思惑があることを期待。

まぁでもずっとハラハラな今作、ラブシーン皆無なのでデートムービーにはいいかも。

by radi-spa.horie | 2012-10-20 18:01 | 映画&舞台他


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