2014年 11月 17日
「日本のマチュピチュ」と呼ばれる竹田城跡へ行ってきました。 朝3時からイソイソと朝来へ向け出発し、和田山のイオンに到着したのが5時半ごろ。 「雲海バス」という名前の臨時バスで直下の駐車場まで行けるとのことで乗り込んだ。 果たして、バスは8時以降なら一般車も入れる駐車場までしか行ってくれず(自治体のHPには載っていない)1.4kmの暗がりのウォーキングがプラスされた状態。 城山の麓、直下の駐車場からは舗装された山道を1km弱のハイキング。 城壁にさしかかるまではしっかり整備された道なので軽装でも大丈夫そうです。 雲海が見られる今の時期、寒さの対策とカッパ、懐中電灯は必須ですが。 城址の石段は段にばらつきがあったり崩れたりしている部分があるので運動靴の方が無難かな。 それでもシートが敷かれたりしているのでそれほど心配する必要はないと思います。 後で聞いたところによると先週あたりで雲海が見られるのはリミットだったらしく(入口に降りてきた係員のおっちゃんが「今日は全然あかんわ〜」って言うのを聞かされて登る気が萎えた)雲海は臨めず、絶妙なタイミングで曇ってくれたので日の出も拝めずで若干残念ではありましたが、本丸近くから眺める城下町の風景は格別でした。 代々の城主はここからの眺めをさぞかし楽しんだろうなぁ。「治めてる」って感じするもの。 石垣の積み方は野面積みで、どこかで見た感じだなぁと思って後でパンフを読んだら彦根城や安土城と同じ穴太衆の手によるもの。いわゆる「穴太積み」でした。同じ野面積みでも城壁の面によって若干傾向が違うのは何人かの棟梁で手分けして作業がなされたからではないか、ということらしいです。 竹田城に関してはまだまだ伝承の域を出ない情報も多いらしく、そういう意味でもマチュピチュに例えられるのかもしれません。 わからないままでいいけどね。 竹田城を下り、バスでイオンの駐車場まで戻ると7時半ごろ。 すでに開店していたイオンで買い出し、車中で朝ごはん。 腹ごしらえを済ませて今度は竹田城の全景を臨めるという立雲峡へ。これがなかなかキツかったです。 竹田城とは違い、石段はあるもののかなりな朽ち具合。上の方はガレ場に近い状態の部分もありますので運動靴かトレッキングシューズがオススメ。 麓の民間駐車場へ車を停め、徒歩で麓まで30分強。そこから山を30分ほど登ります。 一番低い第3展望台からでも竹田城は見えますが、やはり見晴らしは一番上の第1展望台。 雲海の出る時期であればそれこそ「天空の城」。考えたら登城する家来の皆様はあの距離をその度に登っていたんだなぁと思うと苦労が忍ばれます。 この立雲峡、山肌にやたらと桜が植えられており春には桜の名所になるようです。 桜越しの竹田城。いいかもしれません。 そんなこんなでいつもの5kmランの何倍も足を使い、疲れた体を癒すべく麓にある「よふど温泉」で小休止。 時期的なものなのか利用客も少なく、清潔でサウナもあったので快適に過ごせました。 その後、出石に寄り道。20枚ほど平らげて夕方には京都市内にとんぼ返り。 あわただしい行程でしたが、長い1日を楽しみました。 ストレス発散にもなったし。 来シーズンは11月初頭を狙おうと思います。
by radi-spa.horie
| 2014-11-17 09:16
| 紀行
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