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2006年 04月 26日

蚊學ノ書/椎名誠

蚊學ノ書/椎名誠_c0057602_2316133.jpgひょんな事から久しぶりに引っ張り出して読んでみた、数年前からのホリエ的大ヒット作。

この人のエッセイって、正直なとこあんまり好きじゃなかった。
結構楽屋オチみたいな「わかる人はおもしろい」的なネタが多くて「わかったからさ」みたいな印象があったからだ。

それが数年前、昨年末の「熊本紀行」でも紹介した阿蘇・小田温泉の「彩の庄」のラウンジに置いてあったこの本をたまたま手にしたのがきっかけで大好きになった感じ。
げにまこと本との出会いはおもしろい。

とはいえ、それをきっかけに椎名誠の他の本を読んでみても「わかったからさ」は変わらず(笑)。この本だけがとんでもなくピンポイントなツボだったみたい。

内容はといえば、とにかく「蚊」に関する雑学満載なだけ(笑)。自分が体験した蚊に関する実話、世界の蚊に関する文化の紹介、蚊をネタにした対談、科学的見地から見た蚊という虫について等々。

その全てがホリエの雑学に偏った知識欲をガンガン刺激する話題で、どこから読んでもおもしろい。

熊本から帰って必死で探したけど書店では見つからず、古本屋でなぜか「宮沢りえ写真集」の横に置かれていたのを偶然見つけた。もちろん即購入。にもかかわらず、去年「彩の庄」に行った時も隅から隅まで読みつくしたほど好き。

ここまで好きになった本ってのもロバート・A・ハインラインの「夏への扉」以来。ちなみに「夏への扉」は書店で見かけるとつい購入してしまうクセが。おかげでもう7冊以上は買ってる。

これはもお特定の本のマニアなだけか。


>ユリちゃん
ごめん、書名間違えてたわ。よぉ検索できたなぁ。ムシ嫌いには決してお勧めできない本です。表紙だけでも見たいかな、と思ってさ。

>興瑞、猊下
あのあと夜明け直前に起きてかなりしんどい思いをしました。忠告通り。反省の40前。

>synyaさん
あれから20年も汚染されたスパゲッティを食べ続けてこんなにクルクルパーになりました。この先20年後が今から楽しみです。お互いに。

>グコさん
いらっしゃいませ〜。チョコチョコ来てくださいや〜。

by radi-spa.horie | 2006-04-26 23:34 | 映画&舞台他


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