2006年 06月 05日
昨日の「愛東メロン」が食べ物の中の食べ物なら、この液体はホリエの薬であり潤滑油であり合法ドラッグ。それもとんでもなく上質の。 「松の司」を呑みだしてもう4〜5年になる。それまでオンリー・ワンだった「蓬萊泉」に追いつき追い越せでついにホリエ的双璧にまで登り詰めたキレるヤツ。が、今まで商品ラインナップの中で「本醸造」だけは呑んだことなかった。「いつでも呑めるから」と正直ナメていて「ひやおろし」や「AZORA」「あらばしり」「純米吟醸・楽」「生にごり」…、いろんな「松の司」を呑む中でついつい忘れていたのは事実。 …間違いでした。華やかさは「AZORA」なんかに比べて控えめなものの、しっかりとした香りとしゃきっとした味わいが食間酒にぴったりな感じ。この値段でこの味わいならばっちりお値打ち。なんでもっと早く呑まなかったんだろうか。なまら悔やまれる。 でも考えたら日本酒造りってワリに合わん仕事よねぇ。何十日もかかって造り上げた作品も売られる時は1800mlに対して数千円。いくら高くても何万円程度。ワインなんてどうかすると数百万円なんてあるのに。古酒なんて言うても限度があるし。価値基準が違うからそんなこと言うてもしゃあないんかもしれんけど。 ま、ちゃんと呑んで杜氏さんたちの労を昇華するのがせめてもの供養(?)か。 あ〜、旨い。 "真夜中の太陽" by COBA
by radi-spa.horie
| 2006-06-05 22:04
| 食べ物&嗜好品
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