2006年 08月 03日
この前のsumiさんの書き込みでいてもたってもいられなくなって行ってきましたわ。 ホリエが最も尊敬するパティシエの一人、西原金蔵氏がフランス・ミヨネの三ツ星レストラン「アラン・シャペル」やホテルの製菓長を経て出されたお店です。 オーソドックスな雰囲気のわりにその実、いろんな工夫がされていて季節の果実もうまく取り入れられてて何を食べても納得させられる味。 思えばこの人を追いかけてわざわざ垂水の「舞子ヴィラ」まで泊まりで行ったのが、今の垂水通いにつながってる。その後ぷっつりとその消息を見失ったんやけど、何年かしたら京都でお店を出されたっちゅーことでびっくりして飛んでいきました。 その時はレア・チーズやフルーツ・タルトなんて華やかなモノが好きやったんやけど、今の歳になるとパティシエお得意の「ピラミッド」や常温のタルトが気になってくる。 今回はリンツァトルテ、木いちごとブルーベリーのショートケーキ、キリのクリーム・チーズ・タルトの3つ。定番のリンツァトルテも西原さんにかかるとこんなにも瑞々しい。フランボアーズも生のよう。常温のデザートとは思えん。ショートケーキはあくまでもフワフワっとしたスポンジがシロップでしっとり。生クリームもあっさりとしてて濃くなりすぎない。バランスの妙。チーズ・タルトは濃く。バターをかじってるのかと思わせる中身の詰まった食感と、それに反するようなクリームチーズの爽やかさ。同じチーズ使ってるのにこんな味出ぇへんで。ま、出たら困るけど。 と、思わず語るほどステキなデザート群です。カフェも併設されてて、ゆっくりと時間が流れる空間←行けば意味が分かります。ぜひ。
by radi-spa.horie
| 2006-08-03 21:53
| 食べ物&嗜好品
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