2006年 11月 07日
タイムトラベルは以下の理由から不可能である。 1)過去は確定されている。それは固まったセメントのように強固であり、どのような手段をもってしても時間をさかのぼることは不可能である。故にタイム・パラドクスは発生し得ない。 2)未来は形作られていない。それは固まる前のクランベリー・ゼリーのように不定形であり、アクセスする対象が定められないために時間を飛び越えることは不可能である。故に未来の情報を先取りすることは不可能である。 CTスキャンのように薄くスライスされた時間軸の進行を積み重ねて、ほんのすこしづつ「未来につながる現在」を作っていくしか先へ進む方法はない。「現在へつながる過去」を踏み固めて時間の螺旋を登っていく。戻ることも飛び越すことも叶わない。 では「自分だけ立ち止まれば」どうか。自身にとっての過去が未来へと進み、自分自身の積み重ねてきた時間軸そのものがそのまま過去へシフトしていく。 自身が発生した過程を過去へずらすことのパラドクスを解決できれば可能であるように思える。 あとは自分だけが立ち止まることで発生する「精神的負担」を克服するだけか。
by radi-spa.horie
| 2006-11-07 00:54
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